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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

イラスト:少女たちと少年たち

◆カラーイラスト「猫Pad」

「欠き眉の豹」の人相書は、現代だったら、iPadやスマートフォンで広告されるものではあるのだなあという所から、現代バージョンのイラスト、つまりiPadを通して「欠き眉の豹」の人相書を見ている少女たち(柚羅と瀬都)を描いてみたものです

「現代の女童」といっても設定が苦しいので、何処かの「お嬢さま学校」の女子学生の恰好をさせ、iPadならぬピンク色の猫パッドを持たせてみる。この猫パッドは、学校の教材である…訳では、なさそうです(笑)

◆カラーイラスト:或る日の御影と良基

場所は、御影さんの父親(=菊理宮治仁)のお屋敷の中の何処か…です

良基さんは御影さんの従者です。御影さんとは同い年で、乳兄弟として育ちました(だから、宮廷のそうそうたる顔ぶれの中では目立たないけれど、身分はしっかりしています)。人が良く、苦労するタイプのキャラです

御影さんは気が短く暴走しがちな御曹司ですが、良基さんはたいてい、その暴走を止める側。性格的にも、御影さんより少し大人と言う感じです。御影さんの暴走を止める&身辺警護の必要もあって、早くから護身術を仕込まれたので、武術の腕前は割と良い方

実は、「八条良基」という名前を決めた後で、「二条良基」という実在の歴史人物がいたことに気付き、もう少しで、そっくりな名前どころか、危ないところだった…と、青くなったというイキサツがあり(ニガワライ)

良くありそうな名前だから、もしかしたら、本当に何処かの実在の人物とかぶっているかも知れませんで、その時は、丹念にお詫び申し上げるのでありますm(_ _)m

中世は、元服前は「幼名」といって子供専用の名前があったという事になっていますが、名前の数が増えても管理が大変なので、現代風に初めから大人用(元服後)の名前で決めています

ちょっと冗談も含めて元服前・元服後の名前を設定するとすれば、御影さんは「(元服前)ミイ坊」「(元服後)御影」、良基さんは「(元服前)ヨシ坊」「(元服後)良基」になりますでしょうか(笑)

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2021年2月~3月制作ファンアート絵

●制作期間:2021年2月6日~2021年3月6日、白いカラス天狗イメージ(翼を研究)

https://ncode.syosetu.com/n8043ff/とべない天狗とひなの旅さまへ

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●制作期間:2021年2月11日~2021年3月13日、銀髪の少女(同一人物だが、家出した後、別名を名乗っている。元々は良家の令嬢、家出した後は女戦士として活躍)

https://ncode.syosetu.com/n7984fx/旋風のルスト〜逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記〜さまへ

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●制作期間:2021年2月11日~2021年3月13日(アラビアン伝奇ファンタジー、千夜一夜テイスト。砂漠が舞台だが、荒城の月をイメージ)

https://ncode.syosetu.com/n7612dz/テペラウの月.月のしずく~吟遊詩人カナヤが月の夜に出会った不思議な出来事~さまへ

イラスト:皆既月食見物の記念

皆既月食(2011.12.10の天文イベント)見物の記念イラスト

赤銅色の月の左下にオリオン座が見え、月の右下に牡牛座が見えました(イラストでは右下を省略)。当時の夜空(星座)の詳細は、下に紹介している「某巨大掲示板まとめブログ」でも趣味人による解説がありましたので、そちらを参照くださいませ^^

当日の外出の用事が済んだ後、住宅の道路の前でだいたい夜中の23:30頃まで頑張って、手持ちの小さな双眼鏡で観察してみました。赤銅色が綺麗に出ており、非常に印象深い光景でした。記憶に残っているうちに、絵日記風にイラストを作成してみたのでありました…^^ゞ

今回の皆既月食では、天体写真にトライした人が多かったらしく、まとめブログも色々見かけました。

久し振りにカラーイラストをもう一個作成してみたので、お披露目。

タイトル(仮)は、単純に「想像の中の瀬織津姫/2011年版」。

翌年が辰年なので、竜神系統の女神というイメージです(背後の光っぽいものは、女神だから後光なのです)。瀬織津姫は水の神・浄化の神としての顔も持っているので、なかなか相応しい役回りだと思っております…^^ゞ

直感のままに下絵無しでいきなり描きだしたので、ちょっと身体のバランスが華奢になりすぎたかな?という感じはありますが、竜神は「細長い姿の神」なので、これで良いかも。元々「人間キャラ」を描こうとした訳ではありませんし…^^;

キャラクターの単(複雑な感じの幸菱で、現代バージョンの模様?)の素材は、[宵居の物語]の素材集からお借りしました。幸菱の単の上での模様配分の面積を知りませんでしたので、身長に対する割合とか、ちょっと大きな感じになってしまったかも知れません(アセアセ)

一番上の袿の模様は、海松(みる)の丸紋の大きいのを自作して貼り付けました。海の中をイメージしたので、碧玉の色という感じの袿です。一番下の単は白色とし、次第に濃紫へ向かって濃くなる…というパターンを採用してみました。平安時代は、「紫の匂」と呼ばれたという色相パターンだそうな…

幸菱の配分パターンとか、もう少し髪の毛を描き足してみるとか、いろいろ課題は見つかりましたが、おおむね満足できる作品に仕上がったと思っております…^^ゞ