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〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)
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《時事感想》

オランダの路面電車内で発砲 1人死亡の情報も、犯人逃走中

オランダのユトレヒト(Utrecht)で18日、路面電車の車両内で発砲があり、数人が負傷した。警察が発表した。犯人は逃走中で、「テロ」の可能性も視野に捜査しているという。オランダ通信(ANP)は、少なくとも1人が死亡したと伝えている。
ユトレヒト警察はツイッター(Twitter)で、「発砲事件…数人負傷の情報」「路面電車内での発砲事件で、救助ヘリ数機が派遣された」と発表。
さらに、「テロを企図した可能性についても捜査中」と投稿した。

(コメント)何だか、銃乱射事件が急増しているような気がします。暴力を振るう事に迷いが無くなったとか、タガが外れてる…という事でしょうか。とにかく「何だか良く分からないけど、ムカつく時代」という雰囲気ですね…

公文書管理、26年度めど電子化=政府有識者委が方針了承

有識者でつくる政府の公文書管理委員会(委員長・宇賀克也東大院教授)は18日、「行政文書の電子的管理についての基本的な方針」の最終案を了承した。
政府の公文書の大半は紙媒体で保存されているが、2026年度をめどに電子管理の実現を目指す。財務省の決裁文書改ざんなどの再発防止が狙いだ。
政府は同方針を月内に正式決定し、19年度末をめどに、政府の文書管理指針や文書管理規則を改正する。
基本方針は、今後作成する行政文書について「電子媒体を正本・原本として体系的に管理する」と明記。電子管理への移行は、26年度の新国立公文書館開館をめどとした。

(コメント)公文書ファイリングが、ガラリと変わりそうですね。ハッカーに対する備えとか、セキュリティ方面をシッカリしないと大変だと思われます。それに、電力供給が途絶えない事が前提っぽいですから、うーん、色々と心配も有りますが、これも時代の変化という事で、致し方ないのかも…


《マンガ制作》異世界ドラゴンファンタジー第4パート「往還*邂逅流星群」

ホームページ:物語ノ傍流から飛べます
⇒http://mimoronoteikoku.tudura.com/astrolabe/x_uranote.html

2019/03/16現在、64-65ページまで公開中、以降は制作中(下書きは完成済み)

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《ひとつの物語を編むとき》

書きたい事を絞り込む。例えば旅行記などでは、「見聞した事&感動した事を伝えたい」というポイントに絞られている。山場を、このポイントに持って来れるかどうかが、割と重要。

ヤマ場(クライマックス)を用意し「ストーリーを盛り上げる構成」を意識した作品づくり。ヤマ場があるという事は、「どういう主人公が何をしようとするストーリーなのか」が、自分でちゃんと把握できている…という事。

どういう主人公?⇒キャラクターの設定
何をしようとするのか?⇒行動の組み立て(動機など)

★善いとされる物語の五つの条件
[1]主人公のキャラクターが魅力的
[2]主人公の感情の変化が自然
[3]エピソードの一つひとつがきちんと絡み、つながっている
[4]展開の意外性と見せ場がある
[5]結末に納得できる

★演出ポイント

【冒頭】=登場人物を生死に関わる困難に遭遇させ、読者の興味や集中力を引き込む。

【起承転結】=困難のレベルを上げる。困難の事柄を伏線にする。伏線を転回させてクルッと山場につなげる。クライマックスに向かって特大の困難を仕込んで行き、それを「あっ」と驚くような解決でカタルシスへと持って行く。ハッピーエンドだと、なお良し。

【主人公】=基本的にヒーローだけど、「理由もなく無双である」という設定だと驚きが無いので、いろいろな弱点や個性をデザインしておく。ただ、あまりキャラ説明に行数を割いている余裕はないので、ストーリーの中で少しずつ「チラ見せ」していく方式が良い。

【世界観】=バックグラウンド背景はきっちり精密、正確に書く。ここが適当だと誰も読まない。背景効果の演出にも気を配ると、なお良し(上級テクニック)。

【障害】=「強敵」、「実現不可能に見える事象」、「タイムリミット」に大別される事が多い。これらの合わせ技もアリ。

【神話系の基本の流れ(行きて帰りし物語)】
1.天命を受ける
2.旅の始まり
3.境界を越える(イニシエーション儀礼)
4.仲間との出会い
5.悪魔が立ちふさがる
6.変容を遂げる
7.試練の達成
8.故郷への帰還

★その他★

映画や漫画でのテクニックだけど、「視線誘導」効果は割と小説でも使える。主人公の目線の動きに注意。

時間経過の計算のあるストーリー組み立て⇒臨場感が増す。アクションシーンなどでは、描写量の配分に注意。

創作の参考になるテキストがあったので、メモ:

★人物の演出に関して:出典不明――(何処かのテキストに書いてあった)

登場人物が「何をするか」ということによって、その人物は半ば明らかになる。
その人物が「なぜ、その行動を取るか」という理由によって、残りの半ばが明らかとなる。

★視点移動に関して:出典不明――(何処かのテキストに書いてあった)

英米文学における『視点』上の分類を、そのまま日本文学に使用できない理由のひとつは、それぞれの言語における文化的背景の違いがある。

日本では「主観」か「客観」か、といった分類には大して意味はなく、「一元」か「多元」か、つまり、地の文が誰に還元されるのか、といったことの方が重要になるわけである。

逆に、英米文学で「一元」「多元」が重要でないのは、英語自体が平気で無生物に「視点移動」してしまう言語だからだといえる。日本語でいうところの「視点移動」は、英語にとってはさほど重要ではないわけである。

★『シド・フィールドの脚本術』より――

脚本を書く前に考えることは、
(1)エンディング
(2)オープニング
(3)プロットポイントI
(4)プロットポイントII
――の4つで、しかもこの順番である。プロットポイントとは、ストーリーのアクションを加速させ別の方向へと行き先を変えるような事件、エピソード、出来事のことである。

★喜多野土竜――https://twitter.com/mogura2001/status/947372738418634752

テーマについて。

そもそも作品のテーマというのは、必要なのかという根本的な問いが一言で表現できるテーマが必要で、それを投稿者や作家に求めてくる編集者がいる。だが岡本太郎画伯は、作品は「なぜこんな作品を描いてしまったのだろう」と、本人が困惑するような作品が良いと喝破する。

黒澤明監督は、作品のテーマを一言でと求めてきた記者に、一言で言えるテーマなら映画なんか撮らずプラカードにでも書くよと返したとか。そもそも、作品はワンテーマであることが少なく、複合的なテーマを持つことが多い。また、作者自身も意図しなかったテーマを鑑賞者が見いだすことさえある。

岡本太郎画伯の意見に戻れば、多分に人間の無意識領域にある考えを引き出せということだろうか。人間の表層意識と無意識は異なっていることが多く、説明できるようなテーマというのは、表層意識にあるモノ。そうではなく、自分自身でさえ気付いていない心のもっと奥の部分を引き出す必要がある。

例えば萩尾望都先生は友人から、あなたの作品には母親が出てこないか出てきてもすぐ死ぬと指摘され、折り合いの悪かった母親を描くことを、無意識に避けてきた自分に気付いたわけで。母娘の和解を描く『イグアナの娘』や『残酷な神が支配する』など、親子関係を描く作品へと昇華された。

そもそも作品は、1コマ漫画ですら複数のテーマを込めることが可能。萩尾望都先生の『半神』は16ページの短編だが、多様なテーマを見いだせる。星野之宣先生の『冬の惑星』も30ページの中に人間の一生と家族愛や生き様を描く。多様な切り口や味わいがあるから、繰り返し鑑賞される名作たり得る。

誰かの受け売りの、俗流テーマ主義に対する疑問から『構図がわかる本』では、実相という考え方を紹介した。

描かれた素材そのものは同じでも、その配置や組み合わせで、鑑賞者が喚起される感情は異なる。その配置や組み合わせの中で一定の方向性を持つのが、構図。感情を喚起させるのが、実相。

テーマというのは、素材→構図→実相→感情 と巻き起こされる一連の縁起を生み出す作品の、制作者側を動かす情動であって、極論すれば鑑賞者には無関係。

ただ、そこがわかると、より感動が深まることもある。逆に言えば、深遠なテーマがあっても、感情を揺さぶる実相がない作品は、凡作。

ここら辺の認識は、仏教の瑜伽行唯識学派の論と重なる。

唯識学派では、人間が捉えた世界は表象=イメージに過ぎないと主張する。人間の視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感を、前五識と呼ぶ。前五識と意識を合わせて、表層意識と考えれば西洋の心理学とも似ている。この下に無意識領域が存在。

無意識には、潜在意識としての末那識があり、さらにその下に阿頼耶識があるとする。心理学のユング学派の、前意識と集合的無意識という区分にも似るが、唯識学派は4世紀に成立し、精緻な体系を持つ。玄奘三蔵が国禁を犯しても天竺に行ったのは、この唯識を学ぶため。

ここら辺の学説の正しさのジャッジは置くにしても。

こういう議論は、作品の認識論とも重なるので、編集者や指導する立場の人間は、学んでおいて損はない。構造主義も、こういう人間と世界の認識に迫る見識が多く見られる。だが現実には、素材や構図をテーマと勘違いした指導をする人間が多すぎる。

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