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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

ご挨拶

『深森の帝國』にお越しくださいまして、ありがとうございます。

《当サイトがやろうとしている事》

当サイト『深森の帝國』は、オリジナルコミック制作を含む創作サイトです。テーマは、神話・物語群の私的・詩的考察です。

  • 日本文明の深淵、「和」とは何かを、物語創作を通じて考え、当サイトなりの結論を出してみたい。
  • トールキン著、『指輪物語』みたいに、日本を舞台とする壮大な神話伝説ファンタジーを創作したい。
  • 物語の海の根源の底を、物語制作という私的フィールドワークを通じて、研究・考察したい(論考は苦手ですが)。
  • 物語という形の思考実験を通じて、ささやかであっても、未来を切り開く日本のブリリアントカットを。

物語をものがたる方法として、小説ではなく漫画を採用したのは、この様式が一番、「伝えたいもの」を凝縮して表現できるスタイルだと感じたためです。絵(具象表現)の雰囲気に訴えないと納得できない部分が多かったのです。

物語をものがたってゆく中で、こぼれてくる様々な事柄や気付いた事をまとめて、『断章』と名づけ、別系統の自由研究ノートのスタイルで、書き継いでゆく予定です。

・・・言うまでも無い事ですが、制作委員会の生身は、現実社会のものであります。

『深森の帝國』物語は、現実社会で起こっている事象の影響を受けながら進行してゆきます。虚構と現実のあわいに立てられた合わせ鏡のようなもの…を、考えています。この物語の旅の終末は今のところ不明ですが、憧れの『指輪物語』のような、印象的なラストシーンを目標としております。


神話は歴史が始まる前に神話の形態としてあったんではないのです。歴史がはじまって、新しい王朝ができて、これからどのような展望をもってこの王朝を維持するかということの反映として、過去にそれだけの根拠を映し出すのです。―白川静

全体は分割しうるものではない。真理すらも、分析によって死するのである―白川静

メモ【天鏡命・天鏡尊(あめのかがみのみこと/あまのかがみのみこと)】

明見神社:愛媛県松山市米野町:天鏡命

高椅神社:栃木県小山市高椅:御祭神・磐鹿六雁命いわかむつかりのみこと・国常立尊くにとこたちのみこと・天鏡尊あまのかがみのみこと・天萬尊あまのよろずのみこと/高椅明神、鯉の明神

高江神社:鳥取県東伯郡北栄町由良宿:御祭神・天鏡尊・大山祇尊・倉稲魂尊・麓山祇命・金山彦尊・大己貴命・素盞鳴尊・猿田彦命

一書曰、国常立尊生天鏡尊。天鏡尊生天萬尊。天萬尊生沫蕩尊。沫蕩尊生伊弉諾尊。沫蕩、此云阿和那伎。

ある書によると、国常立尊(クニノトコタチノミコト)は天鏡尊(アメカガミ)を生みました。天鏡尊が天万尊(アメノヨロズ)を生みました。天万尊が沫蕩尊(アワナギ)を生み、沫蕩尊がイザナギを生みました。

『御鎮座伝記』:「是国常立尊所化神天鏡尊、月殿居所鋳造之鏡也」

『平文 伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記』:「是は国常立尊、所化(なりませる)神天鏡尊。月殿に居まして鋳造る所の鏡也」それは国常立尊が化した天鏡尊が、月殿に居して鋳造した鏡である

『平文 伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記』「御饌都神の御神体たる真経津鏡は天鏡尊の鋳造になる三面の鏡の内の一面であり、それを御饌都神が降臨する際に天御中主神が随身の宝鏡として授けた」由来譚https://dl.ndl.go.jp/pid/991097/1/235


光は時空の最短距離を光速で走る

ブラックホール時空が歪むところ光は時空の歪みに沿って走るウラシマ効果

光は「時空では無い」ところでは意味がない(筈)そこは恐らく量子

量子が時空を構築してゆき、その構築済みの時空を光が走る

時空を構成する波(量子の重力波)は、光よりも早く伝搬するように見えるのでは?(というよりも"光"より先に存在するモノ)

これは即ち、「(量子)時間」が出来てゆくスピードないし「時間(空間)が意味を持つ」は光よりも先に在って光よりも速いことになる(我々の認識する光測定時間が存在しないので、早い遅いを考えること自体、意味がないかもだけど)

「量子もつれ」出現の有り様において、我々は「光のやり取りより前に作られた(これから光が光速で走ることになる)時空ロードの影」を観測してるのかも

時空ロードは量子的未来へ量子的過去へ…揺れ≒虹っぽい事象?と思ったり思わなかったり

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