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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

スカイベリーのジャムパン♪

お仕事の合間の昼食の折に、栃木県産イチゴ「スカイベリー」を使った新発売のジャムパンというのを食べたのですが、これが驚きの美味しさでした。調べてみれば「スカイベリー」は高級イチゴだそうで、あの深い&力強い味わいも、ナルホド…と納得しました♪

何と言いますか、「王者の味」なんていうモノがあるとしたら、アレこそ、まさに…と思ったモノです。大地の恵みが、みなぎってる感じでした。体調不良が続いている状態でしたが、午後の長丁場を乗り切れましたし、高級フルーツのパワーは実に大したものだと感心しました

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四国訪問の記録

知人と、二泊三日で四国を(大急ぎという感じで)回りました:

  • 一日目=瀬戸内しまなみ海道、亀老山(展望台)、道後温泉
  • 二日目=内子、四万十川、桂浜、高知駅前
  • 三日目=祖谷エリア、大歩危、金刀比羅宮、善通寺、瀬戸大橋

雨天や暑熱が心配でしたが、幸い、穏やかな天候に恵まれました

一日目/先行業務を片付けてからの出発でしたので、一日目はその疲れが残っていて、余り記憶がハッキリしていません

瀬戸内しまなみ海道が通る島々は、「何となく平べったい小島の集まり」と言うイメージがあったので、高い山あり・深い谷ありの、面積広大な島々の群れにはビックリさせられました(多分、自分の地理感覚が、こじんまりとした物だと言う影響もあると思います)

なおかつ島々の間隔が、「これは、頑張って泳げば、肉体一つで渡れるんじゃ無いか?」と思える程の距離。海じゃなくて、大きな川を挟んでいるような感じです。瀬戸内海の海霧や潮流が強烈じゃ無ければ、「ミニ・ドーバー海峡みたいな感じ」だったのでは無いかと思います

「20世紀の土木技術の粋を集結すれば、島々を繋ぐ大きな橋を建設する事も夢では無い」と、当時の技術者たちが考えた…というのも納得の光景でした

亀老山は、そんな島々の一つにある山。高さ300メートルから400メートル。頂上に展望台。実にあっさりとした構造の展望台で、天井の無いスタジアムの階段を登って頂上に出る…というような感じです

※そう言えば、展望台の落下防止の鉄製ロープにズラズラと取り付けれられた南京錠は、あれは一体全体…、妙なデザインの南京錠もありましたし、恋愛維持のオマジナイか何かでしょうか(汗)

時は6月、湿気が多い季節という事もあって、距離のある部分はモヤに煙っていましたが、瀬戸内海の全体の印象は、「たなびく雲&かすむ島々」と言う感じです

一日目は、道後温泉の近辺の、或る旅館に泊まりました

夏目漱石『坊ちゃん』の舞台にもなった明治時代の建築、道後温泉本館は、みやげ物店などが並ぶ温泉タイプ繁華街の真ん中の広場に、主人のように「デン」と座っている感じです。
道後温泉・本館
「ほぼ夏至」と言うタイミングでしたので、夕方6時頃になってもまだ明るく、ケータイでも割とクリアな写真が撮れました

鷺伝説のあるお土地柄の故か、屋根の上には白鷺の作り物があり、「お神輿っぽいな」と思ったのもご愛敬。近所の別の一角には「からくり時計」があり、『坊ちゃん』を題材にしたショータイムを楽しませて頂きました

道後温泉からくり時計普段の様子道後温泉からくり時計ショータイム

(個人情報の都合で、撮影写真から人々の姿の部分は可能な限り削除しましたが、ショータイムを楽しみにしていた人々で、時計前の広場はごった返していました。ショータイムが始まったと同時に、あちこちからiPadやスマートフォンが湧き出て来たのは、流石に「現代だな」とシミジミです)

四国は、都市部分では市電が現役のようです市電

撮影したのは翌朝の道後温泉の近辺の、大きな交差点の朝の光景(地元の人なら、此処が何処の辺りかは、パッと分かるかも知れません)。此処で出逢った市電は、レトロな感じがなかなか素敵でした。二日目は、高知駅前の三志士の銅像と市電を見物しました。こちらの市電の方は、車両の種類が割と豊富だったので驚きました

二日目/四国の西南部をぐるりと回りました。結構な移動量だったと思います

江戸後期から明治初期、和ろうそくで繁栄した内子の町を訪問。和ろうそくは初めて触りましたが、薄くロウを塗った和紙と言う感覚があり、成る程、華麗な絵ろうそくも可能であると納得しました

昔は電気が無かったから、この和ろうそくは、安価なパラフィン製品が出現するまでは、天下を制した商品だったと思います

ただ、とても高価な品なので、お城や神社仏閣、豪商などのお金持ちが、メインの顧客だったか…と、想像です。通りに出ていたろうそくをザッと見ただけでも、小さいものでも3000円はかたく、大きなものになると1万円以上の物もあり。江戸時代はもっと高価だった筈で、日常的に使うにはちょっと苦しいし、やはり特別な時に使われる品という感じだったかも

和ろうそくの生産・流通を手がけた本芳我、中芳我…云々の家がとても立派で、「ナントカ芳我」系統の家が、この辺りでは地元の名家だったかと、シミジミです(うろ覚えですが、うち一つの家のご主人は、何処かの銀行の頭取だったとか)

四万十川や桂浜(竜馬の銅像がある)の方は、多くの情報がありますので、大部分は省略

四万十川の方では、平成17年9月6日、台風14号に襲われた時、川の水位が大幅に上昇したという記録が近くの崖に刻まれていて、「あんなところまで、水が…」と驚きました。辺り一帯の家は、全て飲み込まれていたようです

川岸も注意深く観察してみると、最近の豪雨でやられた傷痕が残っていたり(川下へ向かって、岸辺の樹木が一斉に折れたり倒れたりしている…)。最近の異常気象には、目を見張らされるものがあります

二日目の旅館では、「よさこい踊り」を見せて頂きました

江戸時代の頃、お坊さんが近くの娘さんにかんざしを贈り…という話があったとかで、高知県バージョンのよさこい踊り「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」は、そこから派生したとか。話題になった二人の心境を考えると、何となく妙な気分にもなって来ますが(ニガワライ)

そういえば、近所にはラブホテルが多かったです(汗)

からくり時計が、高知駅に程近い「はりまや橋」の近くのビルにあり、此処でもショータイムを楽しませて頂きました(ちなみに今回は、何故か時間の都合で、神社仏閣よりも、「からくり時計」に縁がありました)。こちらの「からくり仕掛け」は、高知城、坂本竜馬、はりまや橋の二人、よさこい踊り五人娘、の四種類でした

普段の様子はりまや橋からくり時計ショータイムの様子

※「はりまや橋」は、交通量の多い現代的な大きな交差点にありました。江戸時代よりもずっと昔から、交通量の多い、繁華街と言って良いストリートだったのでは無いかと思います。交通の要衝は、時代の変遷に伴って激しく変化するので、昔の面影が無くなってしまう事の方が多いと思いますし、「こんな物だろうな」という感じです(東京・日本橋の界隈とか)

三日目/雨の予報があって心配しましたが、幸い「時たまのパラパラ降り」程度でした

祖谷エリア・大歩危は、いろいろ情報がありますので省略

金刀比羅宮も省略(時間の都合で、やはり階段がハイライトでした。道連れの方々は、こういう場所だという事もあって、お年を召した方が多かったのですが、皆さん健脚で驚き)

善通寺は弘法大師・空海の生誕地を抱えるお寺。四国八十八ヶ所、第75番の札所だそうで、白装束の方々が次々に訪れていました。今年は、ちょっとした記念の年ではあるそうです(=後で調べてみたら、四国霊場開創1200年だったようです。空海誕生は1200年より少し前?のようです)

※四国巡礼と聞くと、やはり、話題になっていた「あの方(=四国巡礼に出ると宣言していた、少し前の首相)」を思い出します。首相としての資質には少し疑問符が付く(?)ようですが、東日本大震災という奇禍に遭遇した首相だった訳で、やはり、彼・個人的には、真面目な意味で、色々と思うところがあったのだろうと言う風に思います

四国巡りの後は、瀬戸大橋であります(淡路島方面は、時間の都合で抜き)。今のところ、世界最長のブリッジだそうです。阪神淡路大震災の衝撃にも耐えたと言う話ですから、まだ当分はもつのであろうと思案です

近頃、笹子トンネルの崩落などのインフラ危機が叫ばれております。公共施設には巨大なものが多く、修理・維持費も膨大な額になるという事で、これもまた税金から充当される可能性が多そうです。高齢化社会にインフラ老化社会も加わって、近未来の日本は、なかなか大変な事になりそうですが、まあそれなりに、何とかして乗り切るしか無いという事で…

windows8導入顛末記

windows8モデルのデスクトップパソコンを購入しました。windowsXPモデルを長いこと使っていたのですが、XPモデルのサポートが翌年の4月に切れるという事で、いずれにせよ諸々のセキュリティリスクを考慮するなら入替が必要である、という状況でした。

が、ここで、深刻な問題が持ち上がりました。

XPパソコンの機器寿命…

(インターネットで調べてみる限りでは、当方のデスクトップパソコンは、夏場の暑熱&冬場の低温を避けて慎重に使用していたこともあって、かなり長生きしている方らしいのです。平均的・確率的に見てみれば、数年前のタイミングで何処かのパーツが壊れているところのようです。なおかつ、型が古すぎるため、何処かのパーツが壊れても交換部品の供給が期待できないようです・汗)

windows8と共に、新しいマシン導入も考慮。…故に、予算を積み増し…

マイクロソフトによるwindows8販促キャンペーンが2013年1月まであって、破格的にお得な価格でOSソフトを購入できた…というのは知っていましたが、民主党政権の間に続いた円高不景気の影響がまだまだ強烈な状態で、個人的には、用意できるお金にちょっと不安があったという状況…(=新しいマシン購入のための予算も考えなければならなかったので)

そこへ思わぬ事態が発生。いわゆる「黒田バズーカ砲」で新たに発生した、急激な円安株高…

円安株高という現象によって、株で見る資産価値が急激に上昇…それなりに色々あって、有り難いタイミングで有り難いおすそわけを頂きました…(※年金も株で運用されている部分があるそうなので、その部分で、資産価値が急激に上昇していると思います)

m(_ _)m<経済政策批判の噂を色々聞きますが、当座の購入資金の確保では感謝でございます

次は、32bit/64bitの間で暫く迷って、「絵を描くのだから」と言うことで、64bitを選択…

予算と相談しながら、インターネット検索で色々調べて…将来、コミックデータと種々更新データの増加でXPパソコン並みに動作が重くなるかも知れないという事も考えて、「64bit、Core-i5、メモリ8GB/ハードディスク1TB」を選択。

最近のwindowsパソコンについては、「core-i3」、「core-i5」、「core-i7」という種類が出ています。これはCPU(マシン心臓部)の処理能力の高低に応じてラベリングしたもの…と考えて良いようです。「core-i7」が一番のハイスペックで、なおかつ一番高価なモデル…(これは予算から言っても、流石に手が出せない価格です。幸い、2次元画像処理に必要な能力は、それより下のスペックで十分でした・汗)

以前は「core-i9」というラスボス級(?)もある…という話でしたが、「core-i7」の中で整理された(らしい)とか…今の時点では、基本的に「core-i3」、「core-i5」、「core-i7」の3種類と考えて良いらしいです。実際は、「core-i9」が「core-i7」に吸収整理された過程など、専門的な部分で細かい区分方法があるようです。この辺りは、機器テクノロジーの進歩の結果でしょうか。

自分の頭で理解できた内容によると、「core-i3」になって、2次元映像を快適に扱えるようになる(YouTubeなど)。「core-i5」は更に高速で扱えるようになり(精細アニメーションなど)、なおかつ3次元映像の快適な扱いにも手が届く。「core-i7」は3次元映像を素晴らしく快適に扱える。…という事です。

一般的に、膨大なデータを高速処理する高精細な3次元ゲームをバリバリやりたい、という場合は「core-i7」を選択すると後悔しないという話。勿論、ゲームの如何によって体感速度は様々であると思われます。

閑話休題

XPパソコンのモニターはスクエア・スタイル。横長スタイルでは無いので、絵を描く時に画面が狭い(描画ツールパレットにかなりの面積を占領されてしまう)と言う問題があり、「いつかは横長スタイルのモニターにしたい」という希望がありました。と言うわけで、実はモニター購入の予算も計上していました(それで、最近の経済動向には改めて感謝)

新しい横長モニターは、古い方のスクエア・モニターより高さは無いものの画素が細かく、見た目は特に違和感は無かったです。横長に広がった分だけ重心が安定するので、地震活動期という地学環境を考慮すると、その辺りは安全かも。

(経済動向の恩恵は受けたけれど、手持ち予算の関係で、そんなに大きなモニターを買えないのです。ノートパソコンに付いているモニターサイズでも上等と考えていたので、意外に画面が大きくて満足でした)

「windows8モデルは初心者に優しくない」など、色々よろしくない評判も聞くところでありますが…、ひとつずつポイントを押さえてゆけば、実際の操作はそんなに難しくないかも…という感じです。とはいえ、流石に、アプリケーションの探し方が分からなかったり・シャットダウンの方法が分からなかったりしたのは、焦りました…(苦笑)

そして、windows8パソコンに早速、クリップスタジオをインストールしてみる…本格的な使用は次の機会になりますが、触ったところでは、なかなか良い感じでした。次世代のコミックスタジオだという話で…カラーイラストの描き方も研究してみたいところです。

コミックスタジオのwindows8への移植も含め、おっとりペースの移行になるかと…(アマチュアなので、某所で騒がれている縦書き問題は、将来のセキュリティリスクに比べると重要な問題では無かったりする)

他にもつらつらと書くことがあったような気がしますが…、windows8導入で非常に緊張して疲れたので、この辺りでおしまい