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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

第2次菅内閣を占う

2011年1月14日付で、菅内閣改造後のメンバーが発表されていました。

まず与謝野氏の入閣に驚きましたし、仙石氏の移動先のお名前にも驚きました。色々感じるところはありましたが、経験の深い人が入って来たと言う事で、かなり雰囲気が様変わりしている…という印象が強かったです。

小沢氏と鳩山氏が入っていないという事が、微妙に不思議だったり…政界事情に余り詳しくないのですが、菅&仙石グループと小沢&鳩山グループは、目下、ものすごく仲が悪くて、派閥闘争とか内ゲバをやってらっしゃる感じのようですね。

とりあえず、占い的&直感的に、「仙菅グループ」vs「小鳩グループ」vs「なんちゃって日本人で実は外国人の魂グループ(前原外相さんとか)」vs「新人グループ&有象無象」という風に思っております…

それにしても、14日のTVバラエティ「ミヤネ屋」さんのコメント「仏滅ご臨終内閣」には、色々な意味で、飛び上がるほど驚きました…

さて占いです。「運命の木」の展開で、日本列島の時代の流れの中において、菅改造内閣がどのように布陣されているかを見たものであります。

…あくまでも、「此処では無い何処かから、運命的な布陣を読んでみた感じ」であって、予言では無いし、論理的な評価でも無いので、その点はご了承下さいまし。個人的には、菅内閣については、「訳が分からないし、パッと見て超・不安な感じ」という印象を持っております…^^;

  • 理想・目的=剣の女王(正)・・・鋭い知性、指導者の器量
  • 知恵・自発=剣9(正)・・・苦難、悲観的、断交
  • 理解・対処=魔術師(正)・・・スタート好調、新プランで成功の鍵、リフレッシュ
  • 援助・救い=星(逆)・・・イメージ貧困、安易な発想、高望み、期待外れ
  • 敵対・障害=恋人(正)・・・幸運な結合、よきパートナー
  • 調和・達成=杖6(正)・・・努力の成果あり、前進あるのみ
  • 情熱・愛情=法王(逆)・・・孤立する、私情を挟み失敗、依存心が強すぎる
  • 評価・実績=剣1(正)・・・征服、攻撃的、困難を乗り越える
  • 霊的意識=剣2(正)・・・均衡する、行き詰まる、固い決意
  • 最終結果=愚者(正)・・・大博打、風変わり、既成概念の破壊

★オラクル(一枚引き)=貨の従士(逆)・・・視野が狭い、エネルギー浪費、認識不足

今回、オラクルが出まして、ちょっと気になる結果ではありますが…昨今のTV情報などの情報レベルを考慮すると、TV以外にもいっそう幅広く情報を求め、分析しないと、色々とまずい事になりそうです。以前、ウィキリークス事件が色々と騒がれていましたが、ウィキリークスの内容も横目に見つつ、慎重に判断する事が望まれる…という事かも。

理想は「剣の女王」。イメージは「快刀乱麻」。…うーん、分からないでも無いです。

相変わらず人材不足が続いていて、知恵が回るか、自発力があるかという点では少し不安があり。党内の内ゲバはいよいよ次の段階、「断交」に近いレベルにまで発展するのでは無かろうかという兆候があります。小沢氏の司法処理の問題も聞かれるところですし、民主党内部は、意外に大揺れという事かも知れません。

一方で、与謝野氏の入閣というのは、かなりのインパクトをもたらしていると思われます。経験豊富な人材が入った事で、対処能力はかなりパワーアップしている筈。内ゲバなど大揺れが続く党内で、その対処能力をフルパワーで発揮できるかどうかは、疑問ではありますが…とりあえず、好調なスタートを切ったのでは無かろうかと判断。

今回、政権運営はかなり厳しいようです。自民党含む野党は、恋人よろしく結合して、与党攻撃を強める気配(=でも、妙な外国勢力や外圧の手を借りるのは抜きにして下さいね…!)。

対して与党・民主党は、時代遅れの自民党的な発想というか、乱暴&粗雑な手段で防衛する傾向が多くなると予想しました。与謝野氏自身が、かなり高齢で、経験豊富ながら古いタイプの人材であると思われるのですね。ただ、これは今までの要素を見て感じたものであって、今の与謝野氏がどうなのかは、よく分からないです。与謝野氏には、不明要素がいっぱいあります。

とりあえず、新しい方のマニフェストは、何らかの目処が付く気配です。大型増税プランが決まるとか…でしょうか。ただそれで、民主党政権に対する支持はガクッと落ちる模様で…増税にしてもばら撒きにしても、自己都合(私情)を挟んでトラブルになりがちなのが心配です。全般的に「お金を配れば支持率が回復するだろう」とか、「もっとお金をこっちにくれ」というような依存心が強すぎて、どうも安定しないような雰囲気です…

民主党に政権を取らせた結果がこれなので、それはそれで、国民の選択の結果なので、じっと耐えるしか無いですね。そのうち、何らかの妙な実績は残せるかも知れませんが…意外に軍事関連の物騒な実績が出来るかも…剣のカードなので、巷でひそかにささやかれているように、戦争に巻き込まれるとか、戦争当事国になるとか…orz

霊的意識という観点では、言って見れば「光と闇の激しい攻防」の状態。複数の物騒な勢力が、日本国内で激戦中なのかも。状態は均衡しており、「戦国時代ど真ん中」という雰囲気。いずれにしても、日本の在来種の勢力(千年以上前から日本文化を担ってきた勢力)が第一勢力になると良いのですが…

最終結果は「愚者」。日本にとっては、「既成概念を打ち破る事」が望まれる、「その時」の到来のようです。「戦後意識の破壊」とか、そんな感じでしょうか。厳しいせめぎあいと緊張の中から、何かが生まれる…という予感。

そろそろ、新しい時代の、新しい政治体勢や思想を生み出さないと話になりませんので(新しい地政学とか?)…菅政権を含む民主党政権がいつまで持つか分かりませんが、こちらは、数年がかりの「日本列島そのものの変容を含む、大仕事」になりそうですね…(外科手術なみの出血とショックと激痛を伴うかも…)

…以上、何となくですが、読み出してみました。

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タロット20審判

タロット20審判

カード・メッセージ=「復活」

主な意味=決断、確定、表面化、打ち明ける、暴露、到来、よみがえり、変容、道が開ける、変革期、ターニングポイント、ジャンクション、覚醒、悟り、復権、再出発、再開

時代を画するようなターニングポイントの到来、自分が変容する瞬間…大きな変革期の到来を暗示するカードです。「悟り」の意味も持ち、精神的なカードであると申せましょう

闇の中を予感に満ちて漂う人物…その人物に一条の光が差し、目覚めをうながす…というイメージで描画

タロットは西洋的な世界観の中で育ってきたものであるだけに、「審判」カードの解釈はとりわけ難しいところがあります。伝統的な絵柄では、終末にあたって、墓から起き上がってきた人々の上で天使がトランペットを吹く…という構成が代表的であり、最もキリスト教的な解釈を感じるものでありました

「審判」カードは、正位置/逆位置の落差は大きい方です。逆位置になると、機会を失う、行き詰まりになる、報復、曖昧な状況がじりじりと続く…などという意味となります。この辺りは「審判」という名づけもあってか、極めてハッキリとしたものであります

「審判」…変革期が到来するという状況に至るまでには、長い長い助走があります。深い思索を経ていない、単なる復活や再生では全く意味が無い…無駄に時を重ね、悟りを得ていない状態では、いつまでも同じ過ちを繰り返す…

「人生修行」という観点から見て、なかなかに含蓄の深いカードだと思うのであります

☆タロット連作&解釈の一覧を作成=〔ホームページ更新2013.6.14

タロット19太陽

タロット19太陽

カード・メッセージ=「興隆」

主な意味=活躍期、進歩発展、意欲的、祝福、前進、自己実現、真価を発揮する、独自カラーを押し出す、将来性、成績の向上、公明正大、画期的な発明、成功、謎の解明、問題解決

タロットカードの中では、最高に運の良いカードと申せましょう。運命の軌道において、大小の可能性の束が爆発的に伸びてゆく瞬間を意味するものであり、将来の繁栄を約束するカードであります

天空に輝く太陽、そのまばゆくも強烈な光が、数多の運命の綾模様を描き出す…というイメージで描画。樹木が織り成す深い闇をも照らし出し、今まで隠されていたものが露わになる…という意味合いも込めています

「太陽」が意味するリーダーシップは、「皇帝」カードのリーダーシップと似ていますが、どちらかというと、新しい時代の開拓者…新規事業家・発明家やパイオニアの意味が強くなります(「皇帝」カードは、或る程度完成された国家的・会社的な組織のリーダーを示します)

「太陽」カードは同時に、トップの成功を争う激しい競争時代への突入をも暗示します。故に、あくまでも虚栄心を出来るだけ排除し、公明正大である事が強く要求されるカードであります。逆位置となると、そのもたらす暗雲は大きなものになります

逆位置「太陽」の状況に関する事象では、例えば旧石器捏造事件が思い出されます:

旧石器捏造事件は、考古学研究家の藤村新一が次々に発掘していた、日本の前期・中期旧石器時代の遺物や遺跡だとされていたものが、全て捏造だったと発覚した事件である。中学校・高等学校の歴史教科書はもとより大学入試にも影響が及んだ日本考古学界最大のスキャンダルとされ、2000年11月5日の毎日新聞朝刊で報じられたスクープによって発覚した。火山灰層の年代にのみ頼りがちであったことなど、日本の旧石器研究の未熟さが露呈された事件であった。縄文時代以降では、明確な遺構が地下を掘削して造られており、土の性格から直ちに真偽が判断可能なため、捏造は不可能である・・・(ウィキペディアより)

考古学に限らず、学術論文の捏造は多いそうです。捏造を明らかにするのは、これまた闇を暴く「太陽」の力です。学術ジャンルにおける争いの有り様は、まさに「太陽」カードの正位置/逆位置が示す状況そのものであると思います。人間の成功への望みは大きなものであり、宿業というものを感じるのであります…

☆タロット連作&解釈の一覧を作成=〔ホームページ更新2013.6.14