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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

筋肉イラスト4種(2020.02.09公開)

イメージ出典元:『花の影を慕いて』より、片目の巨人ビル

=小説テキスト作品内の描写
「我が物顔で戦斧を振り回しているのは、片目の、筋骨隆々の物騒な巨人だ」
「……一体、何なんだ……この化け物は……!?」
「筋骨隆々の怪物の如き巨人」
「若い頃の彼は、きっと古代の英雄戦士そのものの美しい偉丈夫だった事だろう」

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イメージ出典元:『瑠璃花敷波』より、獣人レオ族の戦闘隊士、獣人ウルフ族の親衛隊士「火のザッカー」(※火のザッカーは、第一王子の親衛隊の隊長という設定)

=小説テキスト作品内の描写
「筋骨隆々と言うよりは、「おぉ……」ってなりそうな筋肉ムキムキの印象が強い人だ」
「それなりに目鼻立ちは整ってるけど、頬骨や顎の骨が目立つガチッとした顔立ちで、粗暴に近いワイルドさがある」
「あの筋肉マウンテン」
「互いに怪力タイプの戦士らしくて、刃を合わせるたびに火花が飛んで刃こぼれしている」

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イメージ出典元:『暁闇剣舞姫』より、竜人の女戦士「風のエメラルド隊士」/「戦う女主人公」エメラルド隊士の元々のイメージモデル=伝説の巴御前(薙刀の名手)

=小説テキスト作品内の描写

体つき:作品内の描写

⇒竜体(イメージ:西洋風ドラゴン)バージョンの時
「エメラルドの竜体は均整が取れていて、敏捷に動ける事を示唆している」
「竜体の能力の高さは、人体の時の物と同様、平均を遥かに上回る緩急自在の身のこなしとして、明らかに示された…(中略)…ラエリアン軍の魔法使いによる数多の《火矢》を全て見切り、白い翼でジグザグに滑空しつつ、舞踏の名手さながらに次々にかわして行く」

⇒人体バージョンの時(筋肉描写が無かったので、所作の描写をピックアップ)
「エメラルド色のムラのある髪をキッチリとしたアップにまとめており、見るからに文官では無い。ざっくりとした街着をまとっているが、その鍛えられた足取りは、確実に武官の類だ。不安げな面差しは、人並みに埋もれて目立たないタイプの人相として形作られているものの、ジッと見ると、繊細な柳眉が意外に上品な雰囲気を醸し出している」
「エメラルドはベテラン武官ならではのキレのある身のこなしで…(中略)…追手の隊士たちを翻弄した。エメラルドは隊士たちから繰り出される杖術による突撃をかわし、切り株と地上の間を、まるで鳥のように飛び回っていく」
「エメラルドの長杖は、長物の形式であるという事実を無視しているかのように、縦横無尽に空中を舞い、高速で回転した。その様は、乱戦を切り抜けるための純然たる暴力でありながら、バトン・トワリングを思わせる華やかさだ」

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(スケッチ絵)東大寺の金剛力士像

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