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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

コミックスタジオ:4.0版移行

◆ComicStudio4.0にバージョンアップして変化したこと◆

枠線カットツールが1本線から2本線になっていました。1本線だと、コマが何処で切れるのか予想が付かない上に、しばしばページラインから角度がずれて、コマ枠線が微妙に変形してしまっていたので、この辺は非常に便利になったと思います…^^;

◆ペンオプションツール◆

各人の書き癖があるので、時間を節約したい場合、最初のうちにカスタマイズするのがオススメではあります。筆圧が強い人、筆圧が弱い人、色々ですが、カスタマイズすれば自分の好みの書き味が得られますので…、当サイトは、小さいコマにちょこまかと描き込むタイプなので、入り抜きは殆ど無くて、「ペンの太さ0.5mm、入り0.1mm、抜き0.3mm」です。

(大きなコマになったら、必要に応じてペンの太さを変えるつもりです…^^)

ついでにペン感知強弱(ブラシコントロール)のラインはユルイSカーブに設定しています。

下の参考ウェブページの例が標準的なS字みたいですが、当サイトのは、それよりもずっとユルイSカーブで、縦軸の最大値と最小値が、若干縮まっている状態になっています…

曲線ラインの強弱のつけ方が、果てしなく不器用であるというのが理由ですが…、S字形は、筆圧で効果的にラインの太&細のメリハリが付くので、便利ですね…^^;

※参考ウェブページ:「ComicStudioトラの巻/第3回:描画ツールのカスタマイズ・基本編/[2] ペンタブレットによる描き味の調整

あとは、折れ線ボタン(=鋭角のラインが描ける=)と、ストローク速度に反応するボタンを押しています(=ペンの速度によって、抜きの部分がハッキリと現われる=)。他にも何かあったかも知れませんが、忘れました…^^;;;;;

…ペンの太さの調整という点では、自分はあまり意識して調整したことは無かったです。いきなりデジタルから入りましたので、「こんなものかな」というような感じですが、アナログ絵が長かった人は、やっぱりそれなりに、ラインの太さとか、滑らかさにこだわりがあるのかなと思いました。

アナログ絵の時のラインの太さにこだわりがある場合、サイズの分かるアナログ絵をスキャンし、デジタル原稿の下絵として取り込んで、その下絵のラインに合わせて、ペンの太さを0.1mm単位で調整する…という手もあるかも知れないです。

◆ラスターとベクターと線の状態◆

スベスベの滑らかなラインを引くなら、ベクターですね…(ライン補正が、とっても効果的)、「パス」というのも一応使えるみたいですが、こちらでは使ったことは無いです(=今でも画像処理ソフトについては初心者レベルで、パスの使い方が良く分からないから)。

当サイトでは、初めから、キャラクターの線はラスターで描いていますが…、背景部分(=特に家屋系=)は、幾何的な直線&曲線が増えるので、ベクターでしょうか(=ベクターは、ライン系の加工については、メチャクチャ強いようですね)…^^;

メインに使用するGペンツールの「補正」は2.0にしています。自分の感覚では、「アナログペンみたいに、引いたままの凸凹ラインが素直に出るが、なおかつ適当に滑らかに補正が効く」という感じです。最初は良く分からなくて7.0と強めにしていましたが、感覚にマッチするレベルを見つけられて良かったです。なお参考までに、ComicStudioの場合、5.0補正から8.0補正の範囲が標準レベルであり、これで割に良い結果を出せるとか言う話がありました…^^;

◆印刷方法とデータ出力◆

印刷については「森の熊さんのコミスタ教室/第11回・原稿を印刷する」に、とりあえず基本的な印刷方法が紹介されていました。

トーン書き出しなど、もうちょっとお話を進める場合、「ComicStudioトラの巻/第43回:トーンを使いこなす_整理術と綺麗な書出し方法」の方を見るのが良さそうです。網トーンを出力するとき、ちょっと印刷設定に注意すると、同人誌にも使えるレベルで綺麗にデータ出力するらしいです。この辺は良く分からないので、当サイトではデフォルト設定で放置しております…^^;

あとは、ComicStudioのCLIPサイトになりますが、富士ゼロックス或いはセブンイレブンに綺麗な印刷をお願いするという方法もあるようです(CLIP「プリントサービス」)。この部分の記述がフニャフニャなのは、自分が使ったことが無くて、良く分かってないからです(済みません)。

ウェブ用データの出力では、「森の熊さんのコミスタ教室/第12回・自分の作品を世界に発信」というページが参考になるかなと思います。なお、当サイトでは「(トーンも含めて)全てグレー」で出力しております(=後の画像データ軽量化の加工のため)…^^;

これまでウェブページ用データの出力に四苦八苦していた経験からの実感ですが、ウェブページ用データにトーンを「マジメな網点」で出力すると、画面がものすごく荒れるし、閲覧の時にも網点がチカチカして目が疲れるので…、正直…、オススメでは、無いかも知れない…ですね…(パソコンの解像度が低すぎるみたいです。600dpi⇒72dpiという、えらい省略率ですし☆)…^^;

◆(おまけですが結構オススメ)=管理人オススメのコミックスタジオ講座◆

◆全般的な感想としては…、ComicStudioは多機能すぎて、全部使いこなすには10年以上かかるんじゃ無いかなと思っております…☆^^;


☆あとは、美女キャラの造形に役立ちそうな資料を…^^

【画像】昭和の女優達がマジで美人過ぎる!!-NAVERまとめ

山口淑子さんの美女度に、圧倒的な「美しい魔女(ファム・ファタール?)」的な迫力を感じましてございます。

※昔の美女は、お眉が細い柳葉の形になっているのが結構ポイントだったようです。観音様みたいですね。江戸時代の美女パターンを引き継いでいるのかも知れません…^^

古今東西、「理想的な美女」を表す言葉は色々あったようですが、大陸では「窈窕淑女」という言葉に絞られたようです(参考:詩経国風:周南・窈窕の章)。この「窈窕淑女」という言葉は、東アジア文化全体の美女(或いは女性全般への)認識に、大きな影響を与えていると思います。

「大和撫子」には、どちらかと言うと、10代のうら若き乙女のイメージを感じます。「まだあげそめし前髪の…」というような感じですね。西洋ではどういう言い方が当てはまるのか分かりませんが、とりあえず騎士物語に出てくる「lady(淑女)」とか、「madonna(聖女)」でしょうか。何だか大人っぽいですね。最近は、マドンナというアクティブな女性歌手の名前を聞くので、そちらのイメージに交代しつつありますが…^^;

あとビックリしたのは、扇千景さんが、若い頃は非常にお綺麗なお人だったことですね…^^;;

以上、ゆるゆるとメモを書いてみました。お役立ちになれば幸いであります…

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