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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

2020.01.24制作-異世界ファンタジー少女

出典『宿命の人 運命の人―瑠璃花敷波―』

水のサフィール、「花巻」を付ける前(本来は、花巻を外すと別の姿になるが、絵に起こす都合上、金髪で描画)

水のサフィール、「花巻」第一版/2020.01.11完成

水のサフィール、「花巻」第二版/2020.01.24完成

第一版に少し不満足感が残ったため、描き直してみたもの。花の形は、異世界ファンタジーの花「ハイドランジア種」をイメージ。リアル地球の西洋アジサイ「ハイドランジア(青系統)」に近い感じでイメージ。

(反省点:空想ではあるが、花の形や、「花巻」デザインを、もっと具体的にイメージ描画すれば良かった。時間が無かったので第二版までが限界であるが、一応、満足できる出来にはなった。次に生かしたい)

水のサフィール、「花巻」第三版/2020.01.24完成

第二版に加筆修正。意外に「豪華イメージ」と「清楚イメージ」が両立した感じ。サファイアの質感までは難しいが、おおむね満足の出来になった。「異世界の青い宝玉=サファイア」という設定上、リアル地球のサファイアと全く同じ性質や造形の宝石で無くてもOKという事で…これでイラスト書き出しの研究を完結とする。

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ベンジャミンの彼女&ワンコ写真加工

今回は気楽に、まったり与太話系のお話。

知り合いの女性の可愛がっている黒猫のぬいぐるみが、しゃべったらしいです^^;

「ベンジャミン」

…どうもこの、くだんの黒猫のぬいぐるみの名前が「ベンジャミン」で、ぬいぐるみ自身が、そう名乗ったらしい。うーん。彼女、ちょっと心の病を患っていた人で、すこーし霊感があるらしいのですが(彼女自身は「霊感がある」とは思っていないようです)。

くだんの黒猫のぬいぐるみは、何らかの超能力を持っているらしく、最初にショーウィンドーの窓ガラス越しに出会ったときも「買って(=飼って?)」とテレパシーを送ってきたそうな…(ちなみに幻聴では無いようです。彼女にその筋の症状は見られない)。


クリスマス・バージョンなワンコ。

本当は食べ物を夢中で見つめているところを撮影したもの

2019年9月のイラスト制作

《ファンアート絵》

◆2019.09.21公開

『アール・ブレイド ~メルビアンの老騎士と姫君~』(秋原かざや様・著)
https://ncode.syosetu.com/n7270bm/

意外に読みやすく、分かりやすかったです。

ハッピーエンド好きな読者としては少しモヤモヤが残りましたが、「ビターな大人展開」という意味では、納得できる結末であったと思います。

遠未来の宇宙戦闘用の巨大人型ロボット・アクション物だったらしい、と言う事は、最後の対決シーンを拝読するまでまったく気づかなかったのですけど…(滝汗)、スピードアクションの描写がシッカリしていて、ストーリーラインも絞られていて、楽しめました。

サイバー超人なハッカー・キャラが面白かったです。姿かたちや所作の描写が妙に鮮烈で、記憶に残りました。「おおぅ、こういう不可思議な外見も場合によってはアリなのか!」と、ビックリしました。

*****

◆2019.09.22公開

普通より長い「ダッシュ記号(――――)」が多く出て来る影響なのか、独特なリズム感が個性的だなと思いました。

才能豊かな調香師ドーラ嬢18歳、謎の香り成分を突き止める探偵みたいなことをやってますね。ビックリな大活躍。作業部屋でのアレコレ、じーっと注目。

「香り」を重要な小道具とする現場訪問ミステリ物の一品として、楽しませて頂きました。
※2019/09/06「祝福あれ、少女よ(https://ncode.syosetu.com/n5413fn/17/)」話まで読了した時点での感想。

特に、ドーラ嬢が作業室の中で、香りの正体を突き止めようと様々な実験作業をしているシーンが印象に残りました。湯煎鍋の中を注意深くかき回すところ、神秘的な魔女みたいでした。

この世界の中では、調香師は、薬剤師や医師、弁護士と同じくらい高い地位を得ているようで…ビックリ&面白く思いました。正装の方も、白衣に黄色のアザミのピンバッジ、想像してみて、お、オシャレ~と思いました(丈の長いタイプのコックコート風だったら、更に萌える)。

「第一調香師のみが着けられる」と言う誇りのピンバッジは、スコットランド・アザミの紋章の、レトロ風な感じ(盾にアザミのモチーフを描くタイプ)のブローチやピンバッジに似ているのかなと思いました。