覚書:西暦775年の天変地異
★西暦775年、天の異変は記録されていたのか?(http://togetter.com/li/315711)
「775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増」というニュースに、天文&科学(史)クラスタが反応。8世紀、天の異変は果たして記録されていたのか? 江戸時代の科学史がご専門の佐藤賢一先生が『新唐書』から該当する記述を見つけてくださいました。by hashimoto_tokyo
【西暦775年、宇宙線が過去3千年間で最大級の増加】
【科学】共同:8世紀、宇宙環境が大変動 超新星か太陽爆発か…原因は謎(短縮URL)「775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増し、原因が特定できないことを名古屋大の増田公明准教授らが明らかに」 hashimoto_tokyo 2012/06/04 02:10:49
(短縮URLのリンク先)http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060301000748.html
▼8世紀、宇宙環境が大変動-超新星か太陽爆発か…原因は謎/奈良時代、宇宙環境に大変動があった。775年に地球外から飛来した宇宙線が前年比で過去3千年間では最大級の増加率で急増し、原因が特定できないことを名古屋大・太陽地球環境研究所の増田公明准教授(宇宙線物理学)らが明らかにし、3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。樹齢約1900年の屋久杉に取り込まれた炭素濃度から分かった。原因として(1)星が寿命を終える前に起こす「超新星爆発」でのガンマ線の大量放出(2)太陽表面の超巨大爆発「スーパーフレア」による高エネルギー陽子の放出―などが考えられるが、断定できないという(共同通信2012.6.4)