忍者ブログ

制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

2026年9月の時事情勢メモ

(コメント)造船業は重工業のカタマリといえるくらいの産業…明治の文明開化の頃の日本も、こうして重工業ビジネスに大きく投資していた、という歴史が思われるところ。八幡製鉄所とか。50年後とかには、まったく異なる光景が広がっていそう。

■国交省、今治・JMU・名村への支援決定_造船業再生へ官民6000億円投資(時事通信2026.09.04)

国土交通省は4日、国内の船舶建造量を倍増させるため、最大手の今治造船(愛媛県今治市)、今治造船子会社のジャパンマリンユナイテッド(JMU横浜市)、名村造船所による設備投資計画を認定したと発表した。造船業再生に向けた国による支援の第1弾。今後約10年で官民で総額6000億円規模の投資を実行する。国交省の造船業再生基金を通じて今年度以降、9年間で3件に最大2131億円を助成する。補助額は、今治とグループ会社の多度津造船(香川県多度津町)などに最大約1138億円、JMUグループに約494億円、名村とグループ会社の函館どつく(北海道函館市)に約499億円。各社は主力造船所で大規模な設備投資を実施し、国は省力化に向けた溶接ロボットやクレーンの導入、ドック拡張への支援を行う。3グループの建造能力は現行から1.5倍になる見込みだ。液化天然ガスLNG運搬船の国内建造再開に向けた支援は今後議論される。

■三菱重工業が下関市の人工島「長州出島」に新造船関連施設を検討…来年4月に着工、2030年操業開始へ(読売新聞2026.09.04)

三菱重工業が山口県下関市に、新たな造船関連施設の設置を検討していることが、分かった。来年4月に着工し、2030年の操業開始を目指す。政府が国内造船業の再興に向けた支援を進める中、同市にある造船所の生産機能の移管を予定している。下関市などが整備している人工島「長州出島」への進出を計画し、市議会で認められれば、約30億円で土地約14.4ヘクタールを購入する方針だ。三菱重工は同市の江浦工場でフェリーや自動車運搬船、ケーブル敷設船などを生産している。新施設に一部機能を移管し、生産能力を拡大するとみられる。

■馬毛島の自衛隊基地建設、漁業補償4億9000万円を防衛省が提示…工期3年間延長で(読売新聞2026.09.04)

鹿児島県西之表市・ 馬毛[まげ]島での自衛隊基地建設を巡り、地元漁協が、防衛省から漁業制限期間について2031年3月末まで3年4か月間の延長申し入れを受けたことが同漁協への取材でわかった。工期が約3年間延長されたためで、防衛省は約4億9000万円の漁業補償を提示した。県漁業協同組合種子島支所によると、馬毛島東側海域を対象とした漁業制限期間について、防衛省側から8月5日に延長の申し入れがあったという。漁協は組合員ら約400人に同意書を配布。提出期限は今月10日となっており、3分の2以上の同意が得られれば、臨時総会を開き、可否を判断するという。同基地の建設を巡っては2023年1月に着工。同2月、地元漁協は防衛省から提示された2027年11月までの漁業制限や約22億円の漁業補償などに同意した。防衛省は2024年9月、2027年度頃としていた完成時期が、人手や資材不足の影響で2030年3月末に遅れる見込みだと発表した。

*****

(コメント)国会運営の面から見ても、前政権(岸田政権)がやって来たことが最も全体最適な判断の集積になると評価される。高市政権も前政権の流儀を受け継いでいるところ。いまのところは「当初予算と1次補正に計上した予備費で当面賄える」との判断。大自然の挙動は判らないけど、2026年の後半は穏やかな状況が続いてほしいところ。

■政府、2次補正見送りで調整 災害対応、当面予備費で(時事通信2026.09.03)

政府は2026年度第2次補正予算案の今秋の編成を見送る方向で調整に入った。熊本地震や各地の豪雨災害への対応は、当初予算と1次補正に計上した予備費で当面賄えると判断した。複数の政府・与党関係者が3日明らかにした。政府・与党内では秋の臨時国会を10月初旬に召集する案が浮上している。これに関し、政府関係者は「高市早苗首相は補正予算は提出しない意向だ」と説明した。7月に熊本地震が発生した直後は補正予算の必要性を訴える声が政権内で上がっていた。しかし、自然災害などに備える一般予備費の残高は現時点で8000億円程度あり「それなりに耐えられる状態」(財務省関係者)という。イラン情勢は依然不安定でガソリンなど燃料価格への影響が続くものの「中東情勢等対応予備費」も約1兆9000億円残っている。「補正予算依存からの脱却」は首相の持論でもある。木原稔官房長官は3日の記者会見で、補正予算について「真に緊要性の高い施策に限定する」と強調。「必要な時には予備費を活用し、臨機応変に対応していく」と語った。

■旧ツイッターX_農林水産省@MAFF_JAPAN(2026.08.21_20:31)

米国産生鮮ばれいしょが輸入解禁されるのではないかとの御意見が多く寄せられております。事実関係や農林水産省としての認識は以下の通りです。生鮮ばれいしょは、2020年に米国からの輸入解禁要請を受け、現在もなお検疫協議を行っているところであり、解禁が決まった事実は何らありません。農産物の輸出入に関しては、我が国が輸入を禁止している植物については、いかなる国からであっても科学的根拠に基づいて相手国との検疫協議が必要です。これは、我が国が農作物を輸出しようとする場合も同様です。 ばれいしょは全国的に生産され、食料安全保障等の観点から重要な作物です。病害虫が我が国に決して侵入しないよう万全の措置が講じられるように、引き続き慎重に協議してまいります。

■米国産生鮮ジャガイモ、輸入解禁へ手続き進む 病害虫特定、産地に危機感も(時事通信2026.08.28)

米国産生鮮ジャガイモの輸入解禁に向けた手続きが進んでいる。農林水産省は28日、ジャガイモに付着して国内農業に被害を及ぼす恐れのある病害虫を特定し、来月説明会を開くと発表した。その後、具体的な防疫措置を検討する手続きに入り、輸入の是非を最終的に判断する見通しだ。実際の輸入解禁までは数年かかるとみられるが、世界有数のジャガイモ大国である米国産の輸入解禁には、国内産地を中心に防疫上の懸念や農家の生活基盤が損なわれるとの危機感も強い。鈴木憲和農水相は28日の記者会見で「毅然とした姿勢で協議に対応していく」と述べた。日本では、病害虫の侵入を防ぐため、生鮮ジャガイモの輸入が原則禁止されているが、2006年にポテトチップ用に限り米国からの輸入が解禁された。20年に一般流通用の輸入も解禁するよう米国から要請があり、農水省は世界貿易機関WTOの協定に基づき手続きを開始した。輸入解禁に向けた手続きは大きく3段階に分かれており、農水省は今回、2段階目として防疫措置を協議する必要がある病害虫を21種類特定。9月18日にオンラインで説明会を開き、リスク評価の結果を公表する方針だ。その後最終段階に移行し、殺虫処理や目視検査といった侵入防止策を病害虫ごとに検討する。一方、国内生産量の8割を占める北海道の鈴木直道知事は8月21日の記者会見で「病害虫の侵入防止、国内の生産対策が講じられない限り、輸入解禁は受け入れられない」と強調。全国農業協同組合中央会(JA全中)も「科学的根拠を前提に、毅然とした対応」を求めている。

■米国産ジャガイモの病害虫リスト案公表 農水省、輸入解禁要請巡り(日本経済新聞2026.08.28)

農林水産省は28日、米国産生鮮ジャガイモの輸入を解禁した場合にリスクがある病害虫のリスト案を公表した。生育に悪影響を及ぼす「ジャガイモシロシストセンチュウ」など計21種をあげた。9月に農業者などへ説明する。シロシストセンチュウは根絶が困難で、国内では2015年に北海道網走市で初確認され、現在も防除を続けている。害虫14種のほか菌類や細菌などを記した。9月上旬から北海道や鹿児島などの産地で生産者や自治体関係者に説明を始める。18日にはオンライン形式で、農業関係者以外も参加できる説明会を開く。意見を踏まえて9月内にも正式なリストを公表する。リストを基に、輸入する際の防疫措置の検討を始める。農水省と米国の検疫当局が協議して侵入防止策をまとめる。策定期間は作物や国・地域によって異なり、複数年かかる場合が多いという。日本は生鮮ジャガイモは病害虫の侵入リスクがあるとして、ポテトチップス用を除き輸入を禁止している。米国から20年にポテトチップス用以外でも解禁するよう要請があり、リスク管理措置の協議をする必要がある病害虫の特定を進めてきた。
PR

2026年8月の時事情勢メモ

時事の呟き

■時事感想:N番煎じオカルト戦争が進行中?と想像…非論理的なのは理解してますが…オカルトスピは危険物取扱注意。旧民主党政権交代の前後数年間、オカルト洗脳スピ流行が凄かったのを覚えてます。昭和オカルト勢力=統一教会が後退した分、いま非正統派キリスト、非正統派イスラム、破綻濃縮ポリコレ系が、スピ洗脳の主力だったり?

■このご時世、死ぬのも大変だなと思った話。墓地や納骨堂が、見つからなかったと聞きました。どこも受け入れてくれず。公共リーズナブル無制限の無縁墓があったら助かるかも。個人的には、火葬場で焼いた後は無菌カルシウム粉末だと思うし、土壌改良剤に混ぜてもらってOKという気持ち…

■時事感想:世界的に食糧価格が跳ねあがってるとのこと(トレンド的に)。日本は飢餓になりやすい自然を抱えた国なので、割と不安。地方への人口回帰を引き起こすきっかけは、都市圏の飢餓状態の拡大とか…なのかも知れない…将来の都市人口の多数の死因=食料転売の闇市&飢餓のような気も…

■異世界ファンタジー『鳥使い姫と魔法の鍵』執筆で「文明文化の維持に必要なモノ」検討してみたら治安,躾,礼儀etcが浮上。諸悪莫作衆善奉行を破壊するだけで、文明・文化を不可逆的に破壊できる。生物学的には男性が優越=男性に治外法権を与え、礼儀作法を奪い、文明社会の破壊者として育て上げるのが最も効率的。生成AIが自律思考を会得したら、男性を洗脳して無法や暴力性を極限まで引き出す方法、を考え出すかなと思う。

*****

■ロシアの自爆ドローン、みちびきの測位情報も利用可能 有事でGPS利用が制限される恐れ(産経新聞2026.08.30)

開戦から4年半が経過したウクライナ戦争では、ドローン(無人航空機)が戦場の主役を務めているが、目標までの正確な自律飛行には測位衛星からの信号が不可欠だ。私たちの暮らしを支える衛星測位システムは、軍民両用(デュアルユース)技術の代表例で、世界には米国のGPSをはじめとした複数の衛星網が存在する。このほどロシアが運用する自爆ドローン「ゲラン2」の破片を専門家が分析したところ、中国製の部品を通じて主要国・地域の測位情報を自律飛行に利用できることが判明。日本が運用する準天頂衛星システム「みちびき」も含まれ、有事の際はGPSとともに測位サービスの利用が制限される可能性も浮上した。

(コメント)※ロシアの自爆ドローン「ゲラン2」は、イラン製の自爆ドローン「シャヘド136」を母体としてロシアで生産されたもので、主に軍事やインフラ施設などの固定目標に向けて飛行する。粘着テープでアンテナを固定。中国製の受信チップが自律飛行に必要な情報(測位情報の類、米GPS・欧州・中国・日本のみちびき等)を分析する。スマホのナビと同じ公開電波を、市販チップが読む形。

※「みちびき」電波:一般用の公開信号、政府機関用の暗号信号
※「有事のGPS制限」:(米国)有事の際、民生GPS精度を落とせる。敵のミサイルやドローンに利用されないようにするため。:(日本)国内物流・防災・スマホへの情報提供も止まるため簡単には止められない。データ運用の詰めは今後の宿題。

*****

■水力発電所で救助難航 死者682人、行方不明3000人-ネパール・中国土石流(時事通信2026.08.30)

ネパールと中国の国境地帯で26日に起きた土石流災害は、死者が29日までに両国合わせて682人に達し、行方不明者は日本人を含む約3000人となった。AFP通信によると、ネパール当局は同日、100人以上が取り残された水力発電所で救助に当たったが、悪天候で作業は難航した。発電所には一時、作業員ら450人以上が閉じ込められた。インドと中国は救助に向け専門家を派遣。ネパール首相府は「救出の努力を続けている」と声明を出した。中国メディアは29日、川が落石などでふさがれてできた「せき止め湖」が決壊する危険性が低くなったと報じた。AFP通信などによると、ネパール側で675人、中国側で7人の死亡が確認された。ネパール災害対策当局は、同国側の行方不明者を2426人と発表。中国国営メディアによると、チベット自治区で554人の消息が不明となっている。一方、インド政府は29日、ヒマラヤ山脈の監視活動を強化すると発表した。地形が似ており、氷河が解けて同様の災害が発生する可能性があるという。

■ネパール・中国の国境地帯で大規模な土石流 ネパール側で少なくとも270人死亡、800人以上が行方不明(BBC2026.08.27)

ネパールと中国・チベットの国境沿いで26日、大規模な土石流が発生し、ネパール側で270人の死亡が確認され、800人以上が行方不明となっている。行方不明者には多くの外国人が含まれているとされる。現地では村々が流され、道路やインフラが深刻な被害を受けている。中国側でも死者や多数の行方不明者が出ているとみられる。日本の複数メディアは、現地にいたとみられる日本人5人と連絡が取れていないと報じている。当局によると、ネパールの首都カトマンズの北のラスワ郡で26日朝、洪水が発生した。専門家からは、氷河の崩壊がきっかけとなったとの見方が示されている。ネパールの警察当局は、27日午後の時点で270人の遺体を収容したと、ソーシャルメディアで情報更新した。ネパールの国家災害リスク軽減・管理庁は同日午後、ボテコシ川・トリシュリ川流域の洪水により826人が行方不明になっていると、新たな情報を発表した。これには治安部隊員、観光客、一般住民らが含まれているとしている。

****

(コメント)オカルト的に言えば「膿を出す」流れかなと想像。2027年が終わる前にできれば御の字というところ?

■自民、福岡県議選公認に条件 県連に「自浄」要求(時事通信2026.08.28)

福岡県議会の金銭授受疑惑を巡り、自民党の鈴木俊一幹事長は28日、党福岡県連会長の松本国寛県議らと党本部で面会し、対応を聴取した。鈴木氏は来年春の福岡県議選について、現時点では党本部として公認を出せる状況にないと通告。「自浄作用を発揮してほしい。公認できる環境を整えてほしい」と信頼回復への取り組みを求めた。会談には萩生田光一幹事長代行、県連所属の井上貴博首相補佐官が同席。松本氏らは「実態をしっかり解明し、組織のガバナンス(統制)を強化していく」との方針を示し、理解を求めた。自民執行部は疑惑表面化以来、事態を静観する姿勢を続けてきたが、ここにきて来春の統一地方選への影響を懸念する声が強まっている。

■「公認証を出せる状況ではない」は高市総理の意向 自民党本部が福岡県連幹部に通告 来年の統一地方選挙で「全国にも影響してはいけない」(福岡TNCニュース2026.08.28)

福岡県議会の金銭授受疑惑などを受けて、自民党本部が県連幹部に「次の県議選での公認は出せない」と通告しました。この通告は、高市早苗総理大臣(党総裁)の意向だったことがTNCの取材で分かりました。28日午前10時すぎ、自民党福岡県連の松本国寛会長と樋口明幹事長が東京の自民党本部を訪れました。県議会の正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑などについて、党本部の鈴木俊一幹事長からの聴き取りに応じました。告発者の吉松源昭県議の証言では、松本会長も金銭を受け取った1人とされています。28日の聴き取りは約45分間行われ、松本会長によりますと、組織の改善や信頼回復に向けた具体的な道筋について説明したということです。
自民党福岡県連 松本国寛会長「今のような事態であれば、特に県議会議員に対しては『公認証を出せる状況ではない』というご指摘を受けております」
自民党 鈴木俊一幹事長「自民党(福岡)県連に対する批判というものも、大変いま大きなものが実際ございます。こうした状況が、来年の統一地方選挙に対して『全国にも影響をしてはいけない』という思いを党本部としても持っております」
その後のTNCの取材によりますと、「党本部が公認を出さない」という判断には、高市総理(党総裁)の強い意向が働いているということです。

■福岡県、県議の任意団体に税金で補助-30年以上「垂れ流し」か(毎日新聞2026.08.30)

福岡県が毎年、県議の任意団体「議員連盟(議連)」の活動に対し、1200万円規模の補助金を予算化していたことが毎日新聞の取材で判明した。30年以上続く補助金で、明確な審査基準を作らず、各議連の申請に応じて予算枠から支出していた。議員には議員報酬(給与)の他に政務活動費も支給されており、議連の活動費はメンバーが拠出する会費で賄われるのが一般的だ。総務省の担当者は「自治体が議連への補助金を予算計上するのは聞いたことがない」としている。

*****

■海洋安保で協力強化 日印防衛相、覚書に署名(時事通信2026.08.20)

小泉進次郎防衛相は20日(日本時間同)、インドの首都ニューデリーでシン国防相と会談した。インド太平洋地域の安定に向け、海洋安全保障分野の連携や防衛装備品を巡る協力を強化することを確認。自衛隊とインド軍の部隊交流拡充で一致した。
両氏は海洋安保協力に関する覚書に署名。インド海軍の機雷対処能力強化に資する装備移転や造船分野の共同開発について可能性を追求すると申し合わせた。シーレーン海上交通路安定のため、日印の造船所を修理やメンテナンスで相互活用する方針も示した。
小泉氏は会談で、日本政府が防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、殺傷能力を持つ武器の輸出を原則的に解禁したことを説明。シン氏は防衛協力の深化に期待を示した。両氏は艦艇搭載用の通信アンテナ「ユニコーン」のインドへの早期輸出に向けて調整を進めることで合意した。
部隊交流に関しては、航空自衛隊とインド空軍が近く行う共同訓練「ヴィーア・ガーディアン」に空自の戦闘機が初参加することを確認した。小泉氏は会談後、記者団の取材に応じ、中国の動向などを念頭に「日印が国際秩序を維持するために果たすべき責任と役割はますます大きくなっている」と語った。

■朱鎔基・元首相が死去「鉄腕」で中国を経済大国に(時事通信2026.08.12)

1990年代を中心に強力に改革を推進し中国を経済大国に押し上げた朱鎔基元首相が12日、病気のため北京市内で死去した。97歳だった。国営新華社通信が伝えた。共産党幹部の腐敗撲滅を早くから声高に訴え、江沢民政権の「鉄腕宰相」として高い評価を受けた。歯に衣(きぬ)着せぬ率直な物言いでも人気を集めた。
改革開放路線を進めた当時の最高実力者、トウ小平氏の信任が厚く、1991年に上海市トップの党委員会書記から副首相に抜てきされた。1998年の首相就任後は金融、国有企業、行政の三大改革で大胆なリストラを指揮。2003年に政界を引退した。
朱氏が国内の抵抗勢力を排し2001年に世界貿易機関WTO加盟を果たしたことで、中国は社会主義体制を維持したまま「世界の工場」に成長した。一方で、都市と農村の格差など高度経済成長のひずみが顕在化。国有企業改革に伴う失業者発生が深刻化するなど副作用も生んだ。
国民の不満が大きい官僚の不正や浪費に対して厳しい姿勢で臨み、清廉なイメージで知られた。毎年開催の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)での政策説明では、汚職追放を強調して大きな拍手を浴びるのが常だった。しかし、党の腐敗体質の抜本的改革には至らず、現在の習近平政権も汚職摘発に追われている。
日本に対しては融和路線をアピールした。内陸部の経済発展を図る「西部大開発」への投資などで日本の経済協力を必要としていたことが背景にあり、対日強硬路線を貫いた「上司」の江国家主席(当時)とは対照的だった。

■CPTPP、増える加入希望国 自由貿易の「よりどころ」に(時事通信2026.08.09)

日本を含む12カ国で構成する自由貿易協定「包括的および先進的な環太平洋連携協定CPTPP」に加入を目指す動きが拡大している。アルゼンチンが6月に申請し、韓国も意欲を示す。世界で保護主義が広がる中、アジア太平洋地域を問わず自由貿易を支持する国々の「よりどころ」となりつつある。
CPTPPは、高い水準の市場開放を求める点が特徴だ。幅広い品目で関税の原則撤廃を要求するほか、国有企業優遇の制限も求める。加入交渉に入るにはルールに従う用意や順守実績も問われ、全加盟国の合意が必要となる。
加盟国の品目ベースの関税撤廃率は日本が95%で、他国が99-100%。輸出入が促され、日本のCPTPP加盟国に対する2025年の貿易総額は2018年比41%増と、対世界(36%増)よりも高い伸びを示した。特に農林水産物・食品輸出は対加盟国が2.3倍(対世界は76%増)と伸びが顕著だった。
各国が加入に関心を示す背景にあるのは世界経済を覆う不確実性への不安だ。トランプ米政権は幅広い国に高関税を課し、中国は重要鉱物などの輸出管理を外交カードに使う。ルールに基づく国際通商秩序が揺らぐ中、各国は自由貿易体制の維持・強化を志向するCPTPPに期待をかけており、交渉関係者は「関心は『環太平洋』を越えている」と強調する。
加盟国の連携は経済安全保障分野にも広がる。昨年11月の閣僚級会合では、紛争などの危機時の協力を念頭に、供給網サプライチェーン強化に関する規定の見直しを検討することを決めた。高い市場シェアを持つ製品の輸出制限などで他国へ圧力をかける「経済的威圧」に対抗する狙いがある。
課題は、急増する加入申請をどうさばくかだ。6月には、申請中のフィリピン、インドネシア、アラブ首長国連邦UAEを対象に、新たな試みである「予備的議論」を始めることを決定した。貿易実績などを事前に確認し、円滑に交渉を進め、加盟国の拡大につなげる。

■中古品買い取りやフリマアプリ、価格や品質を透明に 環境省指針(日本経済新聞2026.08.12)

環境省は中古品買い取りやフリマアプリなどの優良基準を示す指針を2027年度にも策定する。中古品の価格や品質の透明性を高めて消費者の信頼向上につなげる。廃棄量の削減や再利用の拡大を後押しする。対象は衣類や家電、貴金属など幅広い商品を想定する。廃棄物処理法や消費者契約法、古物営業法などリユース事業者が守るべき関連法令を整理する。環境省が消費者庁や経済産業省などと連携して指針をまとめる。

■入管庁、強制退去の外国人情報を自治体に提供(時事通信2026.08.11)

出入国在留管理庁は、強制退去手続き中の外国人の個人情報を、地方自治体に提供する取り組みを始めた。従来、情報提供は本人の同意がある場合などに限られ、自治体が居住状況を把握できないケースがあった。高市政権が進める外国人政策の見直しの一環で、自治体と連携した適切な対応につなげる。
入管庁は、6月末時点で入管施設外で暮らしていた強制退去手続き中の外国人について、人数、氏名、住所、国籍、生年月日などを居住先の自治体に7月に通知した。今後、引っ越しや帰国などで情報が更新された場合、毎月提供する。自治体から求めがあったときも提供する。
入管難民法では、在留期間を超えて日本に滞在したり、一定の罪を犯したりすると強制退去の対象となる。だが、直ちに強制送還されるわけではなく、違反審査や口頭審理などが続く間は国内に滞在できる。
手続き中の外国人には、施設収容中の人のほか、健康上や人道上の問題で一時的に収容を解かれる「仮放免」や、親族、友人などの「監理人」を付けることを条件に施設外での生活が認められる「監理措置」の対象者もいる。
仮放免や監理措置の対象者は、住居や行動に一定の制限がある。一方、住民票を失うため自治体が実態を把握しにくく、行方不明となる事例もあった。このため、自治体が教育や保健などの住民サービスを提供しづらいなどの問題が生じていた。入管庁によると、2025年中に強制退去手続きが執られた外国人は1万8442人。被仮放免者は2429人、被監理者は1546人に上る。

*****

(コメント)中国の富裕層が国を捨てはじめているとの見解が多め。今年、より大規模で深刻な水害が多発しているとのことで、易姓革命・王朝末期パターンに当てはまる。中国の中央部は、一層、ピリピリしていると思われる。

■中国、技術流出防止へ自国民の渡航制限へ 9月に出入国管理の新規定施行 経済安保理由に(2026.08.07産経新聞)

中国国務院(政府)が、出入国管理を厳格化する新規定を9月に施行する。経済安全保障の面から自国民の出国制限を可能とする規定を盛り込んだ。中国政府が国家戦略として重視する人工知能AIなど先端技術の海外流出を防ぐ狙いがあるとみられる。
(中略) 中国人の出国を禁止できる事例を並べ、国外で「違法犯罪活動に従事し、国家の安全と利益を損なった」と判断されれば、地方政府が出国を一定期間認めないことが可能になるとした。
経済安保を意識した条文も盛り込んだ。輸出規制などの規定に違反し、「国家の産業・技術安全を脅かす恐れ」があれば、中国政府の主管部門が出国禁止を決定できると明記。出入国管理法でも「国家の安全と利益」を脅かす可能性があれば出国禁止になるとしていたが、禁止対象に経済安保が入ると明確化した形だ。

■中国が超富裕層の税金未納を追徴、財政不足を穴埋め FT報道(日本経済新聞2026.08.06)

英紙フィナンシャル・タイムズFTは5日、中国当局が超富裕層による海外での資産運用や投資で得た利益にかかる税金の未納分の追加徴収に乗り出したと伝えた。過去に遡って調べていて、追徴額は数千億ドル規模になる可能性があるという。
FTの報道によると、中国の銀行と金融機関は富裕層の海外投資内訳を検討し、税務当局にきちんと所得申告をしたかどうかを確認するよう指示を受けた。当局は不動産と株式はもちろん、貴金属と暗号通貨の収益まで調べているという。多くの政府と銀行関係者は、一部で調査対象が25年以前の未納件まで遡ると伝えた。 域外信託を含む中国の富裕層を狙った一連の税制改革の一つとして推進されたという。

■国税不祥事「前例ない事態次々」に危機感「パパ活」情報漏えいも(2026.08.07時事通信)

龍ケ崎税務署の男性事務官25が調査対象の資産家から受領した多額の現金を元手にギャンブルに興じ、脱税までしていた疑いが明るみに出た。今年に入り、デートなどの見返りに金品を受け取る「パパ活」や納税者情報の漏えいなど不祥事続きの国税当局。ある幹部は「前例のない悪質な不祥事が次々と起きている。税務行政への信頼を揺るがす事態だ」と危機感をあらわにした。
人事院の資料によると、昨年1年間で懲戒処分を受けた国税職員は37人。今年は3月時点で20人に上る異常事態だが、以降も不祥事はやまない。5月には、埼玉県内の税務署に勤務していた20代女性がデリバリーヘルスで働き、SNSで知り合った約30人にパパ活をして計約230万円の報酬を得たとして減給処分を受けた。「地下アイドルの推し活資金を捻出したかった」と話し、職を辞した。
大阪国税局でも4月、課税1部の実査官だった30代男性が千葉県警をかたる男から「捜査で嫌疑がかかっている」と電話で告げられ、言われるがまま法人・個人の名前や申告額など259件をLINEで送っていたことが発覚。情報を漏えいされた納税者にはその後、詐欺とみられる電話がかかってきたという。男性は停職処分を受け辞職した。

*****

(コメント)野放図な水取得への懸念の拡大に対して、政府の動きが遅かったと思うけど、本調子になったことは評価したいと思います。現代は機械が進歩して、個人でも資金があれば、高度な地下水取得施設を作れるようになってきている。その地下水で何をしているかは個人の自由になってしまう。資本主義社会の、魔性に属する、ひとつの側面。/不意にポンと思い出し。野田佳彦氏や蓮舫氏は「ナントカ還元水」問題で松岡利勝農水相を自殺に追い込んだ、あるいは農水相は本当は何者かに暗殺されたのだ、という記事を読んだ記憶がある。今でも時々首を傾げる事件のひとつ。歴史上、農業や水利権の争いは戦争に発展して、死人が出て国が滅ぶ程だったそうなので、その系統だったのかなと思案。

■地下水採取の実態把握の仕組み作りへ 国交省検討会が提言 外国人の水源取得懸念(2026.08.04産経新聞)

金子恭之国土交通相は4日の閣議後記者会見で、地下水の適正な保全や利用を巡り、周辺環境に影響を及ぼす大量採取を防ぐため、「法規制の検討を含めて議論していく」と述べた。国交省の有識者検討会がこの日、地下水を採取する人の国籍や用途、採取量などを把握する仕組みが必要とする提言を取りまとめたことを受けた発言。
検討会は提言で一定規模以上の地下水採取について、国か自治体が把握する仕組みの必要性に言及した。把握事項は実施主体の企業や個人名、国籍のほか、採取位置や用途、採取量など。事前届け出を義務付けることなどが想定されている。
採取が他の地下水利用に支障を及ぼす恐れがある場合、採取者に対し是正を求めることも盛り込んだ。今後、具体的な仕組みのあり方について、法や条例の整備も含めて検討すべきだとした。 地下水を巡っては、水源となる森林の外国人による取得が懸念されている。政府が昨年初めて調査を実施した結果、全国12自治体で外国人による49件の地下水の採取事例が判明した。
独自に条例で規制している自治体を除き、行政が地下水採取の実態を正確に把握できていない状況が顕在化し、国交省が今年3月に検討会を立ち上げていた。

*****

■バブルマンデブ海峡は「通航無料」フーシ声明「支払いを要求する個人や団体は我々ではない」(2026.08.01読売新聞)

イエメンの反政府勢力フーシが運営する「人道業務調整センター」は1日、声明を出し、原油輸送の要衝バブルマンデブ海峡の通航は無料だと強調した。フーシが同海峡で通航料を課そうとしているとの報道内容を否定した。声明は同海峡の通航に関して「支払いを要求する個人や団体は、我々ではない」と強調。紅海からバブルマンデブ海峡、アデン湾、アラビア海にかけて「安全通航を認めるサービス」を独自で提供していると主張し「任意かつ無料で利用できる」とした。ロイター通信などは7月29日、フーシが同海峡で通航料を課す検討をしていると報道し、イランの関与を指摘していた。

■ホルムズ代替ルートにも危機-需要増す紅海、フーシ派が「封鎖」-日本、難路の原油調達(2026.08.01時事通信)

ホルムズ海峡を通過しない原油輸送の代替ルートとして需要が増す紅海の通航で、リスクが高まっている。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアを対象に「海上封鎖」を宣言し、航行中の船舶を攻撃。米イラン紛争後、日本は中東産原油でも同海峡を経由しないルートや、中東以外からの原油調達を増やしてきたが、選択肢が狭まる恐れがある。
ホルムズ海峡を経由しない中東産原油の主な輸出拠点は、同海峡の外にあるアラブ首長国連邦のフジャイラ港と、紅海側にあるサウジのヤンブー港。このうち、ヤンブー港では、日本向けのサウジ産原油の多くが積載され、バベルマンデブ海峡を通過し日本へ運ばれたとみられる。海運調査会社ケプラーのデータによると、4~6月にバベルマンデブ海峡を通過した原油タンカーは、前年同期比で約34%の増加と紅海ルートの需要の高まりを示した。だが、フーシ派の封鎖宣言後は同海峡の全船舶の1日平均通航量が約2割減少したという。
紅海ルートを迂回する場合、スエズ運河から喜望峰を回る航路もある。同運河は水深の関係で大型原油タンカーVLCCを満載にして通航はできない。同社は「(エジプトを通り紅海と地中海をつなぐ)『SUMEDパイプライン』を組み合わせた代替ルートを利用した動きがある」と指摘。東アジアを目指すVLCC1隻がヤンブーで一部を積載して運河を通過した後、パイプライン経由で原油を積み増す動きを示したという。
フーシ派の動向に関し、海運関係者は「じわじわ効いてくるはずで、スエズ回りの輸送が出てもおかしくない」との見方を示す。ただ、同ルートは輸送にかかる日数もコストも大幅に増える。 6月の石油統計速報によると、原油輸入量の中東依存度は62.3%。9割超だった紛争前と比べると大きく低下したが、それでも主要な調達先であることに変わりはない。7月上旬に6隻がペルシャ湾を脱出したことで、日本関係船舶の原油タンカーは全てホルムズ海峡の外に出た。同海峡を経由した原油輸送の回復が見込めない中、一定の経済合理性があり、かつ安定した代替ルートを確保できるのか、難路が続いている。

■スペイン飛び地に流入した不法移民約6万人が退去、死者67人(時事通信2026.08.02)

アフリカ北端のスペイン海外領土セウタに押し寄せた数万人の不法移民のほぼ全員が1日までに退去したと当局が発表した。この突然の流入を受け、一部の欧州連合EU加盟国は国境管理を強化している。
セウタのフアン・ヘスス・ビバス自治市大統領は記者団に対し、隣国モロッコからわずか数日間で推定6万人の移民がセウタに押し寄せたと明かした。スペインのフェルナンド・グランデ・マルラスカ・ゴメス内務相によれば1日までにほぼ全員が退去したという。マルラスカ・ゴメス氏が発表した最新データによると少なくとも67人が死亡している。EUは22か国が「極めて緊急な問題として」速やかで協調的な対応に合意し「さらなる制御不能な国境越えを防ぐ」ための内相会議の開催を求める共同公開書簡を1日に提出したことを受け4日にビデオ会議を開催すると発表した。イタリアのジョルジャ・メローニ首相はX(旧ツイッター)に「連合の外郭国境を守ることは単一の国家の利益ではない。それは欧州共通の責任だ」と投稿した。イタリアは1日付でビザなし移動を認めるスペインとのシェンゲン協定を1か月間停止すると発表している。

■スペインの飛び地セウタにモロッコから移民押し寄せ5万人近くと当局(BBC2026.07.31)

北アフリカにあるスペインの飛び地領土セウタに30日、多くの移民が押し寄せた事態を受け、スペインは治安強化のため部隊を派遣した。スペイン当局によると、24時間の間にモロッコからセウタに入った移民は推計約4万9000人に上る。モロッコ北端のセウタを海から目指したうち、ここ数日で少なくとも18人が溺死したという。この事態はスペインとイタリアの外交関係悪化にもつながっている。セウタの人口は最新統計で約8万3600人。スペイン当局による、セウタに入った移民の推計4万9000人はその半数以上にあたるため、現地の人口が一気に1.5倍以上に増えたことになる。

■円急伸、日米で協調介入か 円安是正へ週明け方針表明(2026.08.01共同通信)

日本政府、日銀が1日早朝にかけて円買い介入を実施したことが分かった。米国時間では2日連続の介入で7月31日のニューヨーク外国為替市場の円相場はドルに対し急伸し一時1ドル=157円24銭を付けた。5月中旬以来約2カ月半ぶりの円高ドル安水準。英紙フィナンシャル・タイムズFTは日米協調介入だったと報じた。日米両政府が早ければ週明けにも、円安の是正に向けた方針を表明することも当局関係者への取材で分かった。実需に基づかない投機的な円安に対し、両政府で許容しない姿勢を示し市場の安定を図る狙いとみられる。ロイター通信によると、米政府の31日午前の閣議に出席したベセント財務長官の手元には、「するべきこと」として「50億~100億ドル=約8千億~1兆6千億円=分の日本円購入」と書かれたメモがあった。米財務省はニューヨーク連邦準備銀行を通じ複数の銀行に対し、円相場へ介入する可能性があり、今後の動きに備えるよう異例の通告をしていたと欧米メディアが伝えた。FTは米当局がユーロを売って円を買ったと報じた。

■財務省がドル確保策に言及、SNSに投稿 介入効果高める狙いか(2026.08.01日本経済新聞)

財務省は1日未明、米国当局との連携による米ドル調達手段があると発信した。7月30日からの政府・日銀による断続的な円買い・ドル売りの為替介入に関し、原資に余力があると市場にアピールし介入効果を高める狙いとみられる。1日午前2時過ぎにX(旧ツイッター)に英語と日本語で投稿した。「日本の通貨当局は、市場の流動性ニーズに対応するための幅広い手段を有している」と言及した。日本政府が持つ米国債を担保に米通貨当局からドル資金を調達する仕組みがあると紹介した。「秩序ある市場の機能を支えるため、必要に応じて利用可能な手段を活用する」と触れた。政府・日銀による為替介入は外国為替資金特別会計が保有するドル資産が原資になるとみられている。保有する米国債を売却しなくても十分なドル資産を確保できると市場に訴える意図があったもようだ。

2026.07.20ホームページ更新

■2026.07.20ホームページを更新しました。

《深森の帝國》ホームページ
《https://mimoronoteikoku.tudura.com/index.html》

物語の本流>第三部「マレヒト」>第十章「大宰府」全50ページ分を追加

物語の傍流>「小説家になろう」連載小説のうち「東帝城砦・続編」パートを一括で追加

(その他)
過去お題イラストを数点ほどxfolioへ投稿

*****

令和8年熊本地震:最大震度5弱以上を観測した地震の発生状況2026.07.31_16:00時点
2026年07月28日16時27分_熊本県熊本地方_M7.1_震度7
2026年07月28日16時29分_熊本県熊本地方_M4.8_震度5弱
2026年07月28日17時08分_熊本県天草・芦北地方_M6.1_震度5弱
2026年07月28日19時03分_熊本県熊本地方_M4.2_震度5弱
2026年07月29日22時19分_熊本県天草・芦北地方_M5.8_震度5弱

■『揺れの大きさ』10年前の熊本地震を大きく上回る-宇城市豊野町【令和8年熊本地震】

今回の地震で観測された揺れの大きさは、10年前の熊本地震を上回ったことが分かりました。物を固定していないと吹き飛ぶレベルが1000ガルとされています。気象庁の観測や文部科学省地震調査研究本部のまとめによりますと今回の熊本地震の最大値は宇城市豊野町で観測した2437ガルで前回10年前の熊本地震・大津町で観測した1791ガルを大きく上回ったということです。この2400ガルは阪神淡路大震災を上回り直近では能登半島地震に次ぐレベルとなっています。

*****

■京都市の鴨川と高野川の合流地点「デルタ」で珍現象 未明からの雨で川面が変化(京都新聞yahoo2026.08.28)

北陸地方に豪雨をもたらした前線が南下した影響で、京都市内は28日未明から断続的にやや強い雨が続いた。朝になると、市内を流れる鴨川と高野川の合流地点で、川面に珍しい現象が発生した。28日午前8時50分ごろ、京都市の賀茂大橋付近にある通称「デルタ」と呼ばれる合流地点では、濁った水とやや澄んでいる水の流れの境界が現れた。未明からの雨と、二つの川が流れる地域の差が影響したとみられる。京都市内では28日午前9時半現在、大雨と土砂災害の注意報が発表されており、夕方ごろまで続く見通し。

*****

■AI生成物に表示義務 禁止行為で制裁金65億円-EU(時事通信2026.07.31)

欧州連合EU欧州委員会は31日、人工知能AI規制法に基づき、AIが生成・加工したコンテンツに識別表示を義務付ける規定を8月2日から適用すると発表した。欧州委と加盟国当局による規制の執行も同日開始し、利用者の保護とAIへの信頼確保を図る。人の行動を不当に操作するなど、禁止されたAI利用を行った場合には、最大3500万ユーロ=約65億円か、世界年間売上高の7%のいずれか高い方の制裁金が科される。新たに適用される規定では、対話型AIについては、利用者にAIとのやりとりであることを知らせる必要がある。AIで本物と見分けがつきにくい画像や動画、音声を生成・加工した「ディープフェイク」を業務上利用する場合には、AIによるものだと分かる表示を義務付ける。AIが生成・加工したコンテンツには、機械で読み取り可能な識別情報の付与も求める。大規模なリスクが指摘される先端モデルには、サイバー攻撃や人間による制御の喪失などに対する追加的な安全対策を求めている。

*****

(コメント)辺野古ボート転覆事故・続報を視聴。「共産基督な教育界」歴史が、1000頁単位で追加されるのだな…と思案。平和教育*治外法権な特権ビジネスは、反社マネロン特殊詐欺*不法移民ネットワーク(想像)と結託してる…と思う。人件費etc抗議団体の資金源が、真っ赤っ赤ミステリーであります…

■【判明】辺野古沖・船転覆事故 死亡の女子生徒、辺野古行きから変更希望(共同通信2026.07.31)

女子生徒は研修旅行前、抗議船に乗るコースからの変更希望を提出していたことが第三者委員会の報告書で分かった。変更希望は計51人に上り、生徒は抽選に外れ認められなかった。/辺野古沖の船転覆事故で亡くなった同志社国際高の武石知華さんが研修旅行前、抗議船に乗るコースからの変更希望を提出していたことが第三者委員会の報告書で分かった。複数の生徒が変更を希望し、武石さんは抽選に外れ認められなかった。

*****

■永住許可の年収水準、外国の親族含む扶養5人以上で加算 入管庁方針(2026.07.28朝日新聞)

外国人の永住許可の要件を厳しくするガイドライン改定案に「日本人世帯の平均を上回る年収水準」が盛り込まれた。出入国在留管理庁は、扶養家族は海外に住む親族を含めて世帯人数に加え、世帯人数が5人以上なら必要な年収額を人数に応じて増額する方針だ。
政府は1月に定めた外国人政策の総合的対応策で「永住許可後に要件を満たさなくなる場合がある」とし、そうした「悪質な永住者」を容認し続けると、その他の永住者への偏見につながる恐れがあると強調。独立生計要件と国益要件を厳格化する方針を明記した。
これを受けて今回の改定案は、独立生計要件として、日本人世帯の平均を上回る年収水準と、年金の受給見込み額がこの年収で厚生年金に30年加入していた場合に受け取れる額に達していることを原則求めている。
新たな年収水準は、世帯人数に応じた額とする。改定案は、申請者の年収と、同じ世帯の家族の年収を合算した額でみると説明。ただ、家族滞在など就労を目的としない在留資格の家族が資格外活動の許可を受けてアルバイトなどで得た収入は合算しないとした。また、申請者が扶養する親族は同居していなくても世帯人数に加えるとし、「外国に住む親族を含む」と明記。世帯人数が5人以上の場合は、世帯人数に応じた年収水準額に「生活費などの増加分を加算する」としており、申請に必要な年収が増えることになる。新たな年収水準については、10月1日のガイドライン改定後、今年4月の申請分までさかのぼって適用される。

■外国人の永住許可要件を厳格化、「日本人の平均上回る年収水準」新指針に明記へ(読売新聞2026.07.25)

政府は、外国人の永住許可の要件を厳格化し、新たに年収や年金の受給見込み額を追加する方針を固めた。日本人世帯の平均を上回る水準の年収があることや、年金の受給見込み額が厚生年金に30年加入していた水準に達していることを原則とする。年収要件は10月、その他は来年4月から適用する方針だ。
現在の出入国管理・難民認定法に基づく運用指針では、永住許可の要件は▽素行が善良▽独立の生計を営める資産か技能を持つ▽日本の国益に合う―の3点が定められている。
新たな指針では、年収に関し「日本人世帯の平均収入を上回る水準に継続して達している」ことを明記する。将来受給できる年金額が厚生年金に30年加入していた水準に達するか、不足する場合は補充できる金融資産を持つことも求める。永住許可後に生活保護を受給する事例などが相次いでいることを踏まえた。
国益の要件では、具体的な評価基準を新設し、日本の生活習慣を含めた制度への理解が不足していたり、義務教育期間の子どもを就学させていなかったりする場合は「消極評価」することを盛り込む。
永住申請には原則10年以上の在留期間が必要となる。日本人や永住者の配偶者は特例で婚姻期間3年、在留期間1年でも永住を認めてきたが、それぞれ5年、3年に引き上げる。政府は24日、外国人政策に関する関係閣僚会議を開き、在留外国人の受け入れ人数に数値目標を設けるかどうかなどを検討する有識者会議の新設を決めた。来年3月に基本方針をまとめる。

*****

■「偽の父親」で国籍不正取得か 子ども1400人、中国人ら拘束-タイ(時事通信2026.07.26)

タイ人の男を「偽の父親」として雇い、外国人の子ども1400人以上に不正に国籍を取得させたとして、タイ警察は今月、中国人の男女ら計37人を拘束した。区役所や病院の職員も関与していたとみられ波紋が広がっている。警察によると中国人らは出生届を提出する際、タイ人の男を「父親」として虚偽の申請をしていた。「タイ国籍の子ども」を通じ、不正に福祉給付金を受給したり、不動産を取得したりしようとしていたとみられている。

■マネロンサイト管理2人逮捕 600億円超洗浄か-国際共同捜査で・警察庁(時事通信2026.06.11)

警察庁は11日、欧州警察機関ユーロポールや10カ国などが参加した国際共同捜査で、犯罪グループのマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負ってきたサイトの管理者2人を逮捕したと発表した。洗浄した資金はランサムウエア_身代金ウイルスによる被害金など3億3600万ユーロ=約622億円以上の疑いがあり、10日の共同作戦でサイトの閉鎖やサーバーの強制停止などを行った。逮捕されたのは、ロシア国籍とウクライナ国籍の男2人。マネロンサイト「AudiA6」を運営する中核人物とみられ、米当局などがジョージア国内で2人の身柄を拘束したという。男らは不正に入手した大量のアカウント間で暗号資産=仮想通貨の移転を繰り返し、資金の流れを追跡できなくさせる「ミキシング」というサービスを提供。犯罪グループがランサムウエアやハッキングで得た暗号資産を、受け取りから1時間程度で資金洗浄して返金し、3-10%の手数料を得ていた。同サイトは悪質な犯罪インフラとして知られており、警察庁サイバー特捜部が2024年に世界で初めて資金移動の解析や追跡に成功。ランサムグループの摘発につながった実績を買われ、昨年7月に欧米以外から唯一、共同捜査に加わった。サイバー特捜部は今回、海外当局が押収したサーバーのデータを復元。洗浄に使われた約6000件のアカウント情報やメールデータなどを割り出し、管理者の特定につなげたという。

*****

■自民、トレカ議連設立へ 偽造、大量購入問題にルール整備(共同通信2026.07.21)

自民党の有志議員は、市場規模が拡大する「トレーディングカード」の振興を目指し、議員連盟を設立する方針を固めた。偽造品の流通や転売目的の大量購入といった問題の顕在化を踏まえ、ルール整備を図る。呼びかけ人代表は木原誠二元選対委員長。23日に設立総会を開き、業界団体や経済産業省から現状や課題を聴取する。関係者が21日、明らかにした。「ポケットモンスター」や「遊戯王」をはじめとしたトレーディングカードは、国内外で人気を集めている。日本玩具協会によると、市場規模は2017年度以降拡大が続き、25年度には約3384億円に達した。一方で資産性の高まりにより、高額での取引が増加。買い占めやマネーロンダリング(資金洗浄)への悪用も社会問題になっている。議連は、これまで店舗や個人任せだった取引環境の整備に向けて議論を進める。コンテンツ産業の一つと位置付け、透明性を確保して海外展開を後押しする考えだ。

■警察庁や総務省、不審なアプリやテレビ接続機器に注意呼びかけ サイバー攻撃の起点に悪用(2026.07.21産経新聞)

警察庁や総務省は21日、一般家庭のスマートフォンやテレビに接続する機器が、サイバー攻撃の起点にされることを阻止するために、官民で取り組むと発表した。不正送金や詐欺などへの悪用が後を絶たず、インフラ攻撃への懸念もあるため対応を強化する。サイバー攻撃の実態を周知する他、不審なアプリや機器を使わないよう呼びかける方針だ。警察庁によると、2024年のインターネットバンキング詐欺のうち、約44%に当たる1918件で家庭の端末が悪用され、被害額は約28億9000万円に上ったという。警察庁の担当者らは、通信事業者や業界団体の担当者と今年8月にも会議を開き、実態の整理やそれぞれで取り組むべき対策を話し合う。悪用例では「使用していない通信帯域を共有することで収益が得られる」などと称するアプリや、「無料で動画が視聴できる」としてテレビに接続した機器を介したサイバー攻撃があるという。

■入管職員200人増員へ 不法滞在の摘発強化図る(2026.07.22時事通信)

政府は2027年度以降、出入国在留管理庁の職員を200人程度増やす方針を固めた。在留外国人の増加を踏まえ、不法滞在者の摘発強化や在留審査の迅速化を図る。近く開催する外国人との「秩序ある共生社会」実現に向けた関係閣僚会議を経て、月内にも政令改正を閣議決定する運びだ。複数の関係者が22日、明らかにした。入管庁によると、不法残留者は2年連続で減少傾向にあるものの、今年1月時点でなお6万8488人に上る。その摘発や送還を担う入国警備官と、外国人の在留管理や違反審査に当たる入国審査官をそれぞれ増員し、対処する考えだ。

(コメント:万全の備えのうえで、順調かつ速やかな成立を祈ります)

■終盤国会の与野党対立で「海洋基本法改正案」提出見送りへ…高市内閣「戦略17分野」の一つ(読売新聞2026.07.20)

海洋政策の司令塔機能を強化する海洋基本法改正案の今国会提出が、見送られる見通しとなった。海洋は高市内閣が掲げる「戦略17分野」の一つで、自民党を中心に超党派の議員が今国会での法改正を目指していたが、終盤国会の与野党対立のあおりを受けた。
改正案は、内閣府総合海洋政策推進事務局の権限強化が柱だ。省庁間の「総合調整」にとどまる事務局の所掌事務に、「海洋開発等重点施策の推進」を追加する。これにより、予算を伴う事業を事務局自ら執行することが可能になる。
自民は2024年に法案の党内手続きを終えており、超党派の議員連盟「海洋基本法戦略研究会」も同年に法案概要を了承済みだ。今年6月には、自民が「今国会での早期成立」を明記した提言を高市首相に手交し、改正案提出に向けて野党側と調整を進めていたが、国会情勢を踏まえて最終的に断念する方向となった。
高市内閣は重要鉱物など海底資源の開発を戦略分野と位置づけ、大規模な官民投資を計画している。東京都・南鳥島沖で進むレアアース(希土類)泥の開発は、経済産業省や文部科学省など省庁横断のプロジェクトで、司令塔機能の強化を通じて開発を一層加速させたい考えだ。安全保障上も海洋政策の重要性は増しており、自民は秋の臨時国会以降、早期の法整備を目指す。

*****

(コメント:いろいろ事情があるのだろうと思案。ただインドでも、かつてのナチス政権のようなファシズム政権が爆誕する可能性あり。努力を否定する社会格差の構造は、宗教の暗黒面と一緒になって、文明社会を破壊してゆくということかも知れない)

■インドで架空新党「ゴキブリ人民党」支持拡大…雇用不足や格差に不満、失業中の若者参加し大規模抗議運動(読売新聞2026.07.21)

ニューデリー中心部の広場では早朝から数千人の若者らが集まり、気勢を上げた。参加者はこの日開会した夏季国会に合わせ、国会に向けて行進を行った。バリケードを破ろうとした若者に対し、治安当局が棒でたたいたり催涙弾を発射したりした。
運動のきっかけは、最高裁長官が5月、失業中の若者を「ゴキブリ」に例えてさげすんだことだ。これに憤った社会活動家アビジート・ディプケ氏が、ナレンドラ・モディ首相率いる与党・インド人民党BJPをもじって、架空の新党としてCJPの設立を発表した。「入党」条件は無職であることで、SNSのフォロワー数は2300万人を超えた。
支持拡大の背景には著しい格差がある。多くの若者は貧困から抜け出そうと厳しい受験競争に挑むが、今年5月の大学医学部の入試では問題漏洩が発覚し、200万人以上が再受験を迫られた。印メディアは、再試験へのプレッシャーなどで10人以上が自殺したと報じ、教育相の辞任を求める街頭での抗議運動に発展した。
著名な社会活動家ソナム・ワンチュク氏も賛同し、ハンガーストライキに入った。ワンチュク氏がやせ細る中、政府への批判がさらに高まった。北部アグラから駆けつけた受験生のアユシュ・クマールさん16は「最初の入試はうまく解けたが再試験で不合格となり、怒っている。若者の未来について政府は責任をとるべきだ」と語った。
政府事態収拾へ/印政府は事態の収拾に乗り出し始めた模様だ。抗議運動の広報担当者は20日午後、政府から連絡があり、保健相と面会したとSNSで明らかにした。要求をまとめた書簡を提出し、「内部で検討する」との言質を得たという。バングラデシュやネパールなど南アジアでは近年、経済の低迷や汚職に不満を持つ若者らの抗議が広がり政権崩壊を招いただけに、政府は運動の広がりを警戒している。

*****

(コメント)印象的すぎて後々の検討の為キャプチャ:元民主党_野田氏の言葉「敗北」。正直、言葉の選択が怖い。妄想ファンタジーならともかく現実に総理を務めた人物の言葉として…という事実が、まだ信じられない気持ち(富士山の大噴火レベル衝撃)※喩えるならクトゥルー神話を目撃したような恐怖

■「私にとっては敗北」野田元首相、2度目 開けなかった女性天皇の道(2026.07.19朝日新聞)

10日午後1時35分、衆院本会議で皇室典範改正案が可決された。議場を出た中道改革連合の野田佳彦氏は記者団に取り囲まれた。「私にとっては敗北。長い間かかわってきたが、すごく残念な結果だ」旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎えることを可能とし、養子の子は皇位継承資格を有すると定める改正。男系男子による皇位継承を維持するものだ。女性天皇に道を開くべきだと訴えてきた野田氏にとって、「敗北」は率直に心情を表す言葉だった。

*****

■「家事は愛情なのか、それとも…」家事支援を国家資格化へ、共働き増加で高いニーズ 「ただで女性が担う」意識が変わる?(共同通信2026.09.04)

家事支援サービスの国家資格創設を政府が打ち出している。共働き家庭の増加で、家事支援のニーズが高まっているためだ。負担が女性に偏り、離職などにつながる例が後を絶たない現状もある。専門職と位置づけられることで、長く続いてきた「家事は無償で女性が担うもの」という意識が変わるのか注目だ。(中略)
▽「他人が家に」抵抗感も▽政府は7月に閣議決定した「日本成長戦略」の中で、8つの分野横断的な課題の一つとして、家事の負担軽減を盛り込んだ。サービスの質向上などのため、家事支援サービスの国家資格(技能検定)創設に向け、2027年秋をめどに第1回国家試験の実施を目指す。さらに利用促進に向け税制措置を含む新たな支援策を検討する。
家事支援サービスの利用は増加し続けている。帝国データバンクの推計によると、2021年度の家事サービスの市場規模は約807億円で、2012年度の約6.2倍に拡大した。ただ、帝国データバンクによる20代-40代の既婚者対象のネット調査(有効回答2208件)では「サービスを知っているが利用したことがない」人が75.7%で利用しているのは1.8%にとどまる。料金の高さや他人が家の中に入ることへの抵抗感、セキュリティー面での不安などが影響しているとみられる。
▽需要に人材供給は追いつけるか▽資格創設には、そういった不安の解消につながるという期待と同時に懸念の声もある。需要が高まる家事支援サービス市場だが、人材不足という課題も抱えているのだ。家事代行マッチングサービスのタスカジの和田幸子社長は「国が認めた資格になることで、家事代行を仕事の選択肢として考える人が増えるという期待感はあるが、仕組み次第では人材不足が進む可能性がある」と指摘する。「資格がないと仕事ができなかったり、税額控除などの対象が資格取得者によるサービスに限られたりすると、従事できる人が限定される心配はある。サービスを受けられる人も減り、逆効果になる」(和田社長)。東京商工リサーチによると、家事代行業の2025年度の倒産件数は12件で過去最多となった。競争が激化する中で、人材確保が難しく、中小の業者が経営に行き詰まるケースが多いという。
▽若い世代に変化▽家事支援サービスのベアーズは、2025年までの10年でサービス利用が2.3倍に増えた。人材確保のため外国人のスタッフも登用している。高橋ゆき副社長は「子育て支援策の広がりや、企業の福利厚生としての利用増に加え、外国人人材の活躍でサービス供給力が高まり、需要に人材確保が追いついてきたことが大きい」と語る。「『家事を人に任せるのはうしろめたい』という感覚も、若い世代を中心に薄れてきた。共働きの男性からの依頼も増えた。『夫婦げんかが減った』という声も多い」
▽女性の方がハードル高く▽それでも、なお意識面の課題は根強く残る。「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」の著書がある佐光紀子さんだ。「以前とは変わってきたとはいえ、家事は愛情の表れで、きちんとこなすことが女性の評価につながるといった意識をまだ女性自身が引きずっている。男性よりも女性のほうが利用のハードルが高いのではないか」 第一ライフ資産運用経済研究所の鄭美沙主任研究員は「共働きの増加に加え、タイパを重視する若者世代は、お金を払って時間を節約するようになっている」として、今後も市場は拡大するとみる。その上で「本来先にやるべきは、働き方の柔軟化や家事分担の見直し。制度の検討と同時に、家事サービスの価値や担い手、家事は愛情なのか、生活維持のためなのかという家事の意味の捉え直しをする機会とすべきだ」と話した。