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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

イラスト・ペルシア&アラビア風

2016.02.13明け方、奇妙な夢を見ました

何と言うことの無い逃避行ストーリーの夢だったのですが、珍しく自分(例によって小人スタイル)が引率者という、有り得ない状況でした。舞台は、砂漠の広がる外国で、どうも中東地域の何処か。IS支配地域??

しかも引率対象は、親を亡くした2匹の子狐(人間に化ける種族)と、何処かから焼け出されてきたらしい古い女神(?)の成れの果てでした(身の上話によると、元々博物館のような所に居たらしい)。名乗りが「イフリータ」だったので、多分、本物の女魔神?褐色の肌の、なかなか行動的な美女でした

夢ストーリーは砂漠の戦闘の中から始まりました。夢という事で、大いにイメージ劣化処理っぽいものがされていたみたいですが、それでも血が飛び散るのがやけにリアルで、ゲームさながらの仮想現実といったところです

逃げに逃げ、廃棄されたロケットランチャー砲の陰に隠れて戦闘が収まるまで待っていると、いつのまにか自分の周りに、上に述べた奇妙なメンバーが居ました(2匹の子狐と褐色肌の美女)。子狐は、手に乗るくらいのサイズ。褐色の美女は人外だけあって身の大きさを変えられるらしく、リカちゃん人形くらいのサイズ(自分は小人だったので、ちょっと見上げる感じになりました)

いずれのメンバーも「戦闘が収まらない"この土地"から逃走する」事を希望している…という事で、何故か自分が引率者になりました。でも任務を与えられただけあって、その場に来ると、有り得ない記憶や作戦がパッと思い浮かぶ感じでした(割とイケる?)

とりあえず移動ポイントを見付けないことにはどうにもならないので、撤収部隊の荷物の中に潜り込んで、ドキドキ移動

やがて、中東風御殿(ホテル)みたいなところに到着。何かの特権で戦闘に巻き込まれないのか、町も人も贅沢な感じ。こそこそと食料を調達したり、資金をくすねたり、ちょっとしたコソ泥をやりました

やがて用意が出来たところで、次は空港に移動。ちょっとした事ですが、中東風御殿の外観が見事で、アーケード回廊の細工など、まじまじと観察してしまいました。アルハンブラ宮殿よろしく西洋中世建築と折衷している部分もあり、なかなか多彩でした

何故か空港まで鉄道が通っており、駅員を幻術でだまくらかして、無賃乗車!

空港に到着してみると、流石に戦闘地域だけあって、軍人がゾロゾロ居ました。警備は厳重。ですが、テロリスト=人間に注意しているらしく、子狐とリカちゃん人形は気づかれず、夢の中ながら、何故かホッとしてみたり

お腹を空かせた2匹の子狐が、人間の男の子に化けて、空港のお店でアイスクリームを注文したときは、流石に焦りましたが…(身分証を持ってないので)

そんなこんなで、裏技で飛行機の貨物室に忍び込み、そこは人間環境じゃないので飛行機の乗務員を幻術で惑わして客席の物陰でコソコソしてみたり(サイズの都合でシートベルトが出来なかったので、割とスリル)、色々と忙しい夢でした。逃走先は、どうやらアメリカらしいです

此処で、夢は終わりました


『鳥使い姫と魔法の鍵』イメージイラスト(2022年3月制作、9月制作)

2022年3月制作、構想段階のイメージのイラスト

2022年9月制作、看板イラストのイメージで制作

御曹司イメージ

脇役キャラ

ファンアート2種(トルコ系、アラブ系)

トルコ系

アラブ系(ダンサーのイメージ)

2019.7.14イラスト制作「銀色花妖」

制作中のストーリーに出て来る絶世の美青年、その二つ名「銀色花妖」という設定で、イメージ描画。銀色の髪と薄紅色の目(この薄紅色はダマスクローズの花の色に由来)。

キャラ設定イメージが元々、「傾国の魔性」「災厄の流星」「三国一の色事師」なので、こんな格好になりました。色気が出たかどうかは不明ですが…

歴史上、傾国の女、王をたぶらかした悪女、というのは色々ありますが(中国古代の伝説で有名な妲己とか、我が国にやって来た九尾のキツネ玉藻の前とか…)、それなら、傾国の男だって居たのではないか?と思うのであります

でも、どちらかというと、やはり「国を滅ぼした王」というような意味での歴史上の人物の方が、注目されるのかも知れません。

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離島戦略A2AD関連

《記事メモ》http://jp.reuters.com/article/east-china-sea-idJPKBN0U107L20151218
焦点:東シナ海で日本版「A2AD」戦略、中国進出封じ込め(2015/12/18)

[東京18日ロイター]中国が南シナ海の支配を強める中、南西方面に軸足を移す日本の防衛政策が、地域の軍事バランスにとって重要性を増しつつある。中国本土から西太平洋への出口をふさぐように連なる南西諸島を軍事拠点化し、東シナ海に壁を築く日本の戦略は、中国軍の膨張を食い止めたい米国の思惑とも合致する。

南西諸島に監視部隊やミサイルを置いて抑止力を高め、有事には戦闘機や潜水艦などと連携しながら相手の動きを封じ込める戦略を、日本政府は「海上優勢」、「航空優勢」と表現している。しかし、安全保障政策に携わる関係者は、米軍の活動を制限しようとする中国の軍事戦略「接近阻止・領域拒否(Anti-Access/Area Denial, A2AD)」の日本版だと説明する。

<重要性増す第一列島線>

「事態を遅らせることはできたかもしれない。だが、列車はすでに出発してしまった」──。米軍が南シナ海で「航行の自由作戦」に踏み切った今年10月末、アジア情勢に詳しい米軍幹部はロイターにこう語った。

南シナ海に滑走路を備えた人工島を造成する中国に対し、米海軍は艦船を派遣し、中国の海ではないとメッセージを送った。しかし人工島はほぼ完成しており、関係者の間では、中国が軍事的な支配を確立しつつあるとの認識が広まっている。

1996年の台湾海峡危機の際、中国軍は急派された米空母の前に矛を収めざるを得なかった。その経験をもとに中国は、有事に米軍が戦力を投入できないよう、南シナ海、東シナ海、さらに西太平洋まで「内海化」することを狙っていると、米国や日本の専門家は分析している。

「中国の目標は南シナ海、さらに東シナ海で覇権を取ることだ」と、在日米国大使館の政治軍事部長や米国務省の日本部長を歴任したケビン・メア氏は言う。「譲歩すれば中国の挑発的な行動を助長するだけだ」と、同氏は話す。

このうち南シナ海が中国の勢力圏に入りつつある今、鹿児島県・大隅諸島から沖縄県・先島諸島を通り、マレーシアのボルネオ島まで連なる島々が、これまで以上に戦略的な重要性を帯びてくる。中国が「第一列島線」と呼び、米国に対する防御線と位置づけているラインだ。

「今後5,6年で第一列島線が日米同盟と中国の間の軍事バランスを左右することになるだろう」と、中谷元防衛相の政策参与で、自身も民主党政権時代に防衛相だった森本敏氏は指摘する。

<ミサイルで「拒否力」狙う>

それまでに態勢を整備しようと、日本は第一列島線のうち、自国領内の南西諸島の軍事拠点化を進めている。 鹿児島県の奄美大島に550人、沖縄県の与那国島に150人、宮古島に700-800人、石垣島に500-600人の部隊を置く予定だ。

これまで沖縄本島以南には、宮古島と久米島に航空自衛隊のレーダー基地がある程度だった。防衛省は、この空白地帯に警備部隊や監視部隊を編成することで、離島に侵攻された場合の初動態勢を整えると説明している。

しかし、配備するのは警備や監視部隊だけではない。奄美大島、宮古島、石垣島には対空・対艦ミサイル部隊も展開する。日本の防衛政策を南方重視に変えた民主党政権で、党の安全保障調査会事務局長として防衛大綱策定に関わった長島昭久衆院議員は「A2ADというきっちりとした考え方ではなかったが、南西方面に拠点を造り、ミサイルを展開して(相手が接近できないようにする)拒否力をつけようとした」と振り返る。

旧ソ連の侵攻に備えて開発された射程180キロの地対艦ミサイルなら、沖縄本島と宮古島の間に横たわる350キロの宮古海峡もカバーできるようになると、元陸将で笹川平和財団参与の山口昇氏は言う。

中国が構築しているとされる軍事戦略・A2ADは、対空・対艦、弾道ミサイルを沿岸部や内陸に大量に配備。潜水艦や戦闘機などと連携し、有事に米軍の艦船や航空機を中国本土に近づけさせない、近づいても自由に活動させないことを狙っている。

人民解放軍は今年9月の「抗日戦争勝利70周年」軍事パレードで、艦載機と合わせて50億ドルの米空母を破壊可能とされる対艦ミサイル「東風21D」を披露した。

米議会は、中国が第一列島線を射程に収める短・中距離ミサイル1200発を保有していると分析する。さらに中国は潜水艦を増強、レーダーを回避できる地上発射型の弾道ミサイルの開発にも取り組んでいる。

<航空優勢、海上優勢>

南西方面の防衛力を強化する方針は、2012年末に発足した第2次安倍晋三政権にも引き継がれたが、新たに策定された防衛大綱の中に「海上優勢」、「航空優勢」という単語が盛り込まれた。

敵の艦船や航空機の活動を制限した状態を指す軍事用語で、中国が構築を目指しているA2ADと同じ概念だ。

「我々はA2ADではなく、航空優勢、海上優勢という言葉を使った」と、今年10月まで安全保障担当の首相補佐官を務めた礒崎陽輔参院議員は言う。「米軍と一体となって一定の海域、空域で優勢が確保できるようにすることを念頭に置いた」と話す。

日本は新型哨戒機や無人偵察機の調達のほか、潜水艦部隊を増強することを決定した。ステルス性の高いF35戦闘機や新型輸送機オスプレイの取得、水陸機動団の新設も進めている。

平時の警戒監視を手厚くして軍事的空白を埋める一方、いざとなれば短時間で戦力を集中し、島に配備されたミサイル部隊と連携しながら、中国軍を東シナ海で自由に動けなくするのが狙いだ。

中国海軍の動向を研究する米海軍大学のトシ・ヨシハラ教授は、東シナ海から西太平洋にわたる海域で自衛隊が果たす役割の重要性を指摘する。有事の際に中国軍の作戦を制限できれば、米軍の活動の自由度が増すだけでなく、米軍が来援する時間を稼げるとみる。「日本は情勢をひっくり返そうとしている」と、ヨシハラ教授は言う。

国防費を大幅に削減する一方、中東問題から抜け出せない米国が、一国で中国の膨張を止めることは難しくなりつつある。アジア太平洋地域の友好国との関係強化が不可欠になっており、米海軍第7艦隊のアーコイン司令官は日本の動きについて、米軍の戦略を補完するものと指摘する。「米軍は世界のどこであれ、同盟国・友好国、そして潜在的な敵国の能力と戦力を考慮して作戦を立案する」と話す。

一方、中国は警戒を隠さない。中国国防省はロイターの取材に「いかなる日本の軍事的な動きも、近隣諸国の不安を呼ぶ」としている。

<運べなかったミサイル>

とはいえ、今はまだ机上の構想にすぎない。1つ1つの島が小さな南西諸島には大規模な戦力を常駐させることはできないため、緊急時には本土から素早く部隊を移動させる必要がある。

輸送手段を持たない陸上自衛隊の部隊や装備を、航空自衛隊と海上自衛隊が効率的に運ぶ統合運用がカギを握る。

10月末から11月中旬に陸・海・空の統合訓練を行った自衛隊は、本土のミサイルを南西諸島に初めて空輸しようとした。しかし、福岡県の築城基地から沖縄県の那覇基地まで、空自の輸送機が陸自の中距離ミサイルを運ぼうとしたところ問題が発生した。

危険物の輸送方法を定める国連勧告に従い、陸自が空自に事前申請したのは燃料の入っていないミサイルだったが、実際に運ぼうとしていたのは燃料を搭載したミサイルだった。燃料入りのものを運ぶ準備をしていなかったため、カラのまま運ばざるをえなかった。

「自衛隊は各地に部隊がいるが、輸送、ロジスティクス(兵たん)に問題がある」と、安倍内閣で14年9.9月まで防衛相を務め、自衛隊の統合運用を進めた小野寺五典衆院議員は言う。「陸・海・空、それぞれ整備や給油の仕方が違う。陸だけで使っていれば不便ではなかったことが、共同使うと問題が出てくる」と指摘する。

南西諸島への基地配備も、本格的に動き出すのはこれからだ。与那国島には15年度末までに150人の沿岸監視部隊を配置する予定だが、奄美大島と宮古島はこれから用地取得と造成に取り掛かる。石垣島については19年度以降の配備予定だ。

一方、中国軍が第一列島線を抜けて西太平洋に出ていく動きは常態化しつつある。11月下旬には爆撃機と情報収集機、早期警戒機が宮古海峡の上空を、12月上旬には駆逐艦、フリーゲート艦、補給艦が大隅海峡を通過した。

「(日本は)常に国会対応ばかりに終始して、安全保障の本質的な議論をすることすらタブーな国だった」と、小野寺元防衛相のもとで防衛副大臣を務めた武田良太衆院議員は言う。「そのツケが今日まで回ってきている」。

(久保信博、ティム・ケリー 取材協力:リンダ・シーグ、メグハ・ラジャゴパラン 編集:田巻一彦)

ワンコの写真

ワンコの記念写真☆愉快な寝姿いろいろ

◆2019.01.19…日向ぼっこ昼寝

◆2020.04.08…部屋のスミの青いスリッパを枕に

◆2020.06.27…ソファの端からコロンと行きそう?

(プライバシーの為、背景は合成=山梨県の某所で撮影して来たネギ坊主)

◆おまけの日記イラスト的な

《絵日記》大掃除の際に、化石と同じくらいに古くなった墨汁を発掘!という訳で、処分方法を調べて処分。結構、印象深かった…
保管状況が良かったみたいで、いわゆる異臭はありませんでした。ですが、墨汁スライム妖怪みたいなカタマリ(!?)が多数ドッキリ出現!「何だ、こりゃ」でした