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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

2009.12.4暁の夢

一言で言って、「恐怖で眠れなくなった夢」のカテゴリに入ります。寝不足です。

正直、内容をまとめるかどうか迷ったのですが、一応記録してみるという精神で…

まず最初に、自分勝手な判断ですが、かなり「ドラキュラ映画的ゴシックホラー・流血つき」な内容である事をお断りしておきます。なので、その旨を心得て、以下をお読みくださいまし(※クレームは受け付けません・汗)^^;;;;

ええと。

最初のシーンは、高級感が漂う喫茶店か、ロビーみたいなところでした。なにげにキラキラした重そうなシャンデリアなどが、天井から下がっているのです。雰囲気は『ベルサイユのばら』のワンセットみたいな…

ゴシック・ホラーなだけに、ゴシック風建築を連想してくださいまし。お天気も、ドラキュラ的ゴシック風ドラマチック不気味なお天気、という事で。でも、シャンデリアの下がっているロビーか何かのような場所は、高級感溢れるソファがあちこちにセンス良くセッティングしてあって、それなりに居心地良さそう(?)な場所でした。

自分は毎度、プロフィール風小人の格好です。魔法使いか何かで、その夢(の場所?)に、呼ばれていたみたいです(でも、魔法を知らない「なんちゃって魔法使い」である事は確実だと思います。羽が生えている感覚はありましたが、自分が何でそこに居たのかは理解できません)。

誰かと待ち合わせしていた事は確かで、端っこのソファに腰掛けて、人待ち顔を続けて1時間くらい。なにげに高級そうな紅茶など運ばれてまいりまして、それなりに美味を堪能しました…^^;

さて少し経ったところ、何やら騒がしそうな一団が入場してきました。リーダー格の年配の男性と、物騒な取り巻き2名~3名と、黄色い声の若い女性が10数名。

(バブルの頃にディスコみたいなのが流行っていたと思うのですが、そういう場所で見かけそうなファッションと雰囲気です。女性グループの方はボディコンシャスというのかなあ、「過剰に色っぽい」ファッション。多分、一昔前の経済バブルを記録した特集番組か何かで見たのだと思います。あんな狂想曲のような時代があったのだ…とショックを受けました)

場違いな集団のように見えたので、ビックリして眺めていると、その集団はあちこちに因縁をつけて、なんと破壊活動を始めたのでありました(!)。おまけに、破壊活動をした後の残骸の前で、しきりにフラッシュなどを焚いて、「記念写真」を撮影していたのです。

その場所のスタッフは三々五々居たと思うのですが、怖がって止めに入る事も出来ないようでした(「事を荒立てては…」云々などという科白も、なにげに入ってきましたし…)。

ココから先が血まみれのシーンになりますので、ご承知おきください

自分が何故そんな気分になったのか説明がつかないのですが、いきなり「ぶち切れました」。

※この辺を境にして、急に気分が変わって、視界も、いつもより高い場所に変わったのですね。だから夢の中で、誰か他の人の霊の憑依を受けたんじゃないか(つまり、他の人の感情の波動にシンクロしたとか)…とすら思っています^^;

助走をつけ、羽を使って空中を飛び、リーダー格の男性にとびかかりました。

ぶつかった所は、ちょうど男性の顔から胸の上の位置(体格が小人なので、そうなるらしい)。向こうにしてみれば、「ぬいぐるみが1匹顔の上に落ちてきた」程度のショックしか感じなかったんじゃないかな、と思います。

が、自分、何故か手に包丁を持っておりまして、リーダー格の男性の頸動脈を、一発で開きました…(制作中の物語の、忍者キャラの暗殺成功シーンみたいです)

どうも頸動脈が何らかのパワーの源だったらしく、リーダー格の男性は、ポカンとした顔で仰向けに倒れました。物騒な雰囲気の取り巻きが居たのですが、リーダーの頸動脈が開いた後は、まるで骨無しであるかのようにグッタリしており…若い女性の取り巻きは、急な変化に口をあんぐりしていたようです。

続けて自分、空中から「鉄の杭」みたいなものを呼び出して、ハンマーで、リーダー格の男性の心臓に杭を打ち込みました。夢の中だけに、「夢で出来たワラ人形」に五寸釘を打ち込むような感じです。

…手ごたえの件は、あまり思い出したくなかったりして…

夢中で「敵の心臓」に杭を打ち続けていたので、そのときは気が付かなかったのですが、杭を打ち終わった後で、よくよく「杭」を眺めてみると、それは銀で出来ていて、十字架の形をしていました…

しばらくボーゼンとしていたのですが、リーダー格の男性の死体(?)を改めて確認すると、悪霊のミイラになっていました(悪霊のミイラというものを見たことはないし、本当にあるのかどうかすら分からないですが、そのように感じました)。

ドラキュラ映画の夢を見たのかなあ、と思うのですが…> <;;;;;;

夢の内容を思い出して、あとでショックを受けたものでした。「そんなバカな」

最後に、その、心臓に銀の十字架を「杭」よろしく打ち込まれて、悪霊のミイラ死体になってしまったリーダー格の男性なんですが、生前(?)の姿が実在する人物にそっくりだったのが、何とも不気味でありました。

実際のお名前を挙げるのはさすがに「あんまり」なので、こそっとヒントだけ。

2012年がテーマの、ゴールドのネクタイをよくしていらっしゃる方です。

「銀の十字架/悪霊のミイラ死体」という要素を見ると、憑依している悪霊を祓っているというか、彼の背後の怪しい雰囲気に気づいて、浄化するべく、強力な白魔術をかけた人がいるのかも…

自分の気分も急に変わったというか、「ぶち切れる」方に捻じ曲げられたというか、説明のつかない変化もありましたし…起きた後も、お昼まで気分が落ち着かなくて、とても不気味でした。

…魔法の絡まない、自然な、ただの夢がたりである…と思いつつ(不安)。


FriendFeedコメントより転載

悪霊退治、お疲れ様でした。その男とはあの草履ですね、GJ♪ - 丸山光三
《返信》リアル感があって疲れる内容の夢でしたね。銀の十字架なんて滅多に見ないイメージなので、そちらの方が驚きました(一応クリスチャンでは無いです)…^^;
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古代科学漂流の章・中世5

【原始キリスト教の分裂・・・ネストリオス派の破門】

東ローマ文化は、基本的には、ギリシャ古典の流れを汲んでいました。しかし、313年、コンスタンティヌス帝のミラノ勅令によるキリスト教公認に伴い、ローマの学問・文化は、次第にキリスト教会のコントロール下に置かれるようになってゆきます。

380年、バチカンに初代サン・ピエトロ寺院(バシリカ式=プレ-ロマネスク様式)が建立され、392年、キリスト教はローマ帝国の国教になります。

ローマ帝国は、396年に東西分割されました。東の領土に含まれるのは、ギリシャ、バルカン半島、小アジア、シリア、エジプト。西の領土にはローマ、ガリア、ブリタニア、ヒスパニア。しかし西側は、ゲルマン勢力が急速な拡大と定着を続けており、もはや西ローマ帝国としての体を成していませんでした。

このような情勢の下、古典文明の主力がビザンティン(コンスタンティノープル)に移った事は重要です。初期の東ローマ帝国においては、アンティオキア、ベイルート、ガザ、エデッサといった各都市が、それぞれ学芸文化の中心地を担っていました(後に十字軍の侵略・略奪を受けて、各種文献ともども、灰燼に帰す事になる)。

アウグスティヌス(354-430)による『神の国』(413-417著)などの教父神学が興隆した時代であり、アリストテレスの論理学とプラトンのイデア論は、キリスト教の教義の解釈・拡張・擁護のために援用されるようになりましたが、この作業に伴ってグノーシス派との教義論争が深まり、教会分裂が激しくなりました。

※実を言えば、この教会分裂が、ローマ帝国の弱体化及び東西分割を招いたという説もあります。聖徳太子が「和をもって尊しと成す」で始まる『憲法十七条』を制定したのが604年なのですが、このタイミングを見ると、聖徳太子は、キリスト教会分裂とローマ帝国分裂について、何らかの事情を推察していた可能性が考えられます^^;

ここで注目する教会分裂は、431年に生じた教会分裂です。

シリアのアンティオキアを本拠地としていたネストリオス派は、431年のエフェソス公会議で異端宣告され、破門されました。ちなみにネストリオスは、コンスタンティノープル総主教だった人物で、シリア人キリスト教徒からの支持が高く、必然としてシリア人は、この公会議の決定を拒絶したのであります。彼らは、教義として「両性論(キリストは、神性と人性を同時に持つという論)」を提唱していました。

見かけ上神学的問題に発するこのキリスト教の分裂の背景には、文化の衝突が潜んでいた、という分析もなされています。つまり、シリア語、コプト語、アルメニア語などの勃興に支えられた地域文化が、支配的・侵略的文化たるグローバル化ギリシャ文化に対して、異議申し立てを始めたのだという事です。

【原始キリスト教の四分五裂・・・中世ヨーロッパ異端の種子】

帝政ローマに栄えた原始キリスト教会の五本山は以下のとおり・・・ローマ教会/コンスタンティノープル教会/アンティオキア教会/エルサレム教会/アレクサンドリア教会。

元々、ネストリオス派はアンティオキア教会閥に属した一派です。このアンティオキア派閥は、マリアを神の母とする教義に異を唱えていたという事です。この派閥に対抗していたのがアレクサンドリア教会閥で、代表者はキリルという人でした。彼がネストリオス派の追放を企てたという事です。

アレクサンドリア教会閥が推し進めていたマリア信仰は、別の説によれば、エジプト秘儀の一種であったイシス崇拝が、下敷きになっているという事です。つまりイシス崇拝=マリア崇拝=エジプト型の女神信仰です。キリル率いるアレクサンドリア教会閥が、イシス=マリアの神性を掲げて布教をしていたのは、その意味で自然な流れであったと申せましょう。

さらにアレクサンドリア教会閥は、ネストリオス派の「両性論(キリストに神性と人性を認める)」に比べて、キリストの人性を大きく削り落とした教義を持っていました。これを極端化すると、「単性論(非カルケドン派=キリストに神性のみを認める)」になります。

「単性論」は、451年のカルケドン公会議で異端宣告され、排斥されました。そのため、単性論派を非カルケドン派とも言います。単性論派もまた、東方に活路を見出し、高度学術書のシリア語訳を多く生み出し、シリア・ヘレニズムの立役者として活躍しました。現在も、コプト正教会やシリア正教会は単性論を継承しています。

なお、2世紀から4世紀は、キリスト教外典が盛んに記された時代でした。今日数えられている合計74のキリスト教外典のうち、42のグノーシス主義外典があると言われています。「ナグ・ハマディ文書」がコプト語で記されていたという事実は、エジプトが原始キリスト教の中心地であった事を示唆しています。カルケドン公会議で異端判定を受けたコプト教会は、グノーシス主義との関わりが深い教会でした。

また、エジプトは錬金術・黒魔術・ヘルメス思想などのオカルト科学の発祥地でもあります。当時、コプト語は、ヘブライ語やラテン語とならんで、黒魔術をたしなむ者の公用語のひとつだったそうです。

エジプトで発達したグノーシス主義・神秘主義は、ヨーロッパにおける二元論異端(この世を神と悪魔の対立の場と考える)に引き継がれ、パウロ派、ボゴミール派、カタリ派などの中世ヨーロッパの異端として、後世に大いなる影響を及ぼす事になります…

《続く》


仮説に過ぎませんが、このキリスト教会の正統・異端論争を通じて、ローマ・カトリックがカルト化・変質したのではないかという可能性があります。著しい「正統権威」の集中は、必然としてその教団を特権集団となし、カルト化せずにはおきません。更に、ローマ・カトリックは以後、ゲルマン人と交渉を持ち、脱税特権を保ちつつ、西欧の政治に積極的に干渉するようになります(カール大帝の戴冠を通じて、コンスタンティノープル圏から独立)。

さらに、ゲルマン人の統一帝国形成と相続問題による内紛、ヴァイキングが海岸を荒らしまわり、かつスラブやルス(古ロシア)、ハザール他の中央アジア勢力、アラブ=イスラーム勢力の間に緊張が走っていた8世紀から9世紀という時代は、聖像(イコン)破壊運動が生じ、布教方法の問題で東西ローマ教会が揺れ動いた時代でもありました。その後のコンスタンティノープル側つまり正教会は、ブルガリアやスラブ、新興国キエフ公国との外交に悩みつつ、ローマ・カトリックとは異なる布教活動を行なう事になったのであります。

twitter覚書:努力論

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昨今の本邦の情勢ですと アベノミクスが成功しても、その成功を認めるのが嫌で嫌でもうそれでもそれでもひたすらに嫌で その嫌嫌嫌大嫌いを実現する為に、アベノミクスの成功の恩恵に預かる事を拒否し 貧困を自ら求める人が必ず発生します。(知人からのメール)
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例えば、塩分は絶対不可欠ですけど取りすぎると万病の元です。だから、医者は塩分を控えろといいますけど 同時に医者は熱中症対策に塩分の摂取を勧めます。言っている事が矛盾しています。しかし、医者の言っている事は矛盾しておらず合理的です。(知人からのメール)
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運が悪い人は、運を良くする事が大嫌いです。もう忌むべき存在です。吐き気がするくらい大嫌いです。(知人からのメール)
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なんつうか、勝てない人がいますよね。色々と。そういう人って勝つのが大嫌いだったりします。能力が足りないとか、必要な方法論を取得していないとか、そういう話ではなくて、勝つ事が大嫌いで、ついでに勝つ為の方法が大嫌いだったりします。(知人からのメール)
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ネガティブな思考が大好きそうな顔している 兄ちゃんが 「アベノミクスで株価が上がってもいい思いをするのは大企業ばかりで我々の暮らしは一向に楽にならない、もっと何とかして欲しい」 だからアベノミクスは大成功します。(知人からのメール)
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ちなみに、この手の兄ちゃんがアベノミクスに期待していますと言っていたら大失敗します。まぁ、単に類友の法則を適用しただけですけど。(知人からのメール)
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そもそも成功していない人が、「失敗しろ!」と願っても、その願いは成功しない→つまりその「失敗しろ!」と願われたこと(この場合はアベノミクス)は、逆に成功してしまう、ということか。

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Geshi Chizue(下司 智津惠)@sui_sei
夢よ叶え、と願い続けたって叶わない。願い続けて叶う人は、その願いに向かうための努力をし続けているはず。夢に向き合い続け、どうしたらいいか考え続けているから、努力も大変と感じなくなってる。だから、願い続ければ叶う、という誤解が生まれる気がする。
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翼の折れたきたきつね。もふもふ@northfox_wind
何度でもいうが、自然エネルギー革命、そんなものはない。地道な努力とその広がりと、スピードアップ、それの繰り返しで成長しているだけで、革命なんかじゃない。努力の繰り返しの延長線上での急激な成長があるだけ。なぜ、地道な努力を称賛せず、革命革命ビバ革命なんて唱えてるんだい、汗をかけ
https://mobile.twitter.com/azukiglgbot/status/317562261336121344
加藤AZUKI bot@azukiglgbot
「まじめにやっている」ことを免罪符に、自分が「何を」やっているのかを反芻できないままマジメに打ち込むのは本気でマズイと思うんだがなあ。過去の多くの「過ち」は、それをしている最中は皆マジメにそれを頑張ってたんだしさ。
https://mobile.twitter.com/ayammin/status/318190410595979264
佐々木あやみ@ayammin
「電動車椅子は使わないで努力するのが素晴らしい」 「補聴器や手話なんか使わずに聞いて喋る努力をするのが素晴らしい」 「発達障害でも他の子どもと同じ所で同じ方法で学習する努力をさせるのが素晴らしい」 その努力は本当に必要な努力なのか。 努力させる方向を間違っていないか。
https://mobile.twitter.com/kurage313/status/318192601461301249
海月@kurage313
「普通に」あわせる努力も最低限大事だけどな、「他に楽できる方法」があるならそれを使ってなにが悪いのか、という気分にはなるのである。障害者ライフはいかに生きづらさを解消するために手を抜くかが大事なのである。っか、文明が進歩してるんだからそれに合わせていいじゃない。

以上のツイッターをまとめて、文明論の方向から思案/文明を進歩させるのは、厳しく、たゆみない努力。激しい競争を生き抜いたものが、文明を進歩させる。その多くの人の血と汗を犠牲にして成り立ってきた「文明の進歩」という果実を、最も享受するのは?そして、エネルギー不足の時代を生き抜く力の無いものは、淘汰される運命かも知れない?