忍者ブログ

制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

Photoshop具&萌え版日本鬼子

日本鬼子(ひのもと・おにこ)萌えキャラクター化のお話が、非常に面白かったです^^;

プロジェクト本拠地(?)⇒[http://www16.atwiki.jp/hinomotooniko/

というわけで、当サイトでも、ナニゲに便乗してみる…

【11.3追記】公式デザインが決まったという話で、イラストを差し替えてみました…^^

同性を描く場合は、その類の色気が余り出てこない…というような傾向があるかも知れません。他の絵師さんのイラストが上手なので、感心しています(ピクシブの該当ページのところにも、イラストがいっぱい掲載されていました。既に「日本鬼子」というタグが出来てるようです)…^^;;;

いわゆる「萌えイラスト」風のイラスト講座をキマジメに見て回って、当サイトなりの「萌えキャラ」というのを想像してみた(イラスト担当氏いわく)…という風になりますでしょうか。

「萌え」というのも、なかなか奥が深いですね(笑)^^

PR

タロット16塔

タロット16塔

カード・メッセージ=「崩壊」

主な意味=アクシデント、破綻、破局、不幸、全体を崩壊させるほどの重大なミス、トラブル続出、世界観の崩壊、卒倒、急病、深刻な亀裂、安心感が潰される、パニック、倒産、撤退戦、緊迫

このカードは、度重なるストレスやダメージに耐えてきていたものが、ついに耐え切れずに崩壊する、倒れる…「その時」を暗示するカードであります。感情的な側面から見れば、「プッツン」&「ぶち切れる」状態を予兆するカードです

長く安定している、安泰である…と思われていたものが、或る日、いきなり破綻する…その時の衝撃は凄まじいものです。例えば東日本大震災(2011.3.11)が発生した、その時のように

その時、運命の軌道に巨大な亀裂が入り、ガラスのひびが広がってゆくかのように、あらゆる可能性の束が発生します…しかし、従来の安定した軌道はすっかり潰されてしまっているため、危険な隘路を通るコースになります…通常は「通れる」とは思われていなかったコースを

狭い隘路に殺到する、あらゆる出来事。タロットカード「塔」が指し示す事象。それは必然として、あらゆるトラブルと、遅延と、パニックを引き起こします。3.11における交通機関のパニック…トラブル続出が、大量の帰宅難民を発生させたのと同じ事です

カード「塔」の正位置/逆位置は、どちらも同じ「崩壊」を意味するものですが、その解釈は異なってきます。どちらに正負の意味を読み込むかは、その時の状況次第…「撤退戦が成功するか否か」でリーディングする場合が多いのではないかと思います(ただし、当サイトの感触のみです)

現実には、破綻処理…撤退戦の手腕に優れた人材は、極めて稀です。最近の事象では、自民党政権から民主党政権への政権交代を引き起こした総選挙…すなわち2009年9月の総選挙で自民党が大敗を喫した時、新しく選ばれた総裁としてその撤退戦を指揮した谷垣禎一氏が、その希少な事例にあたると思います。陣営の建て直しは、単なる構造改革とは明らかに異なるものなのです

3.11東日本大震災の後の日本もまた、隘路という隘路の中に抜け道を探す…という撤退戦の只中にあります。千年に一度の巨大な事象。沸き起こってくる物事は、それが如何に突飛な内容に満ち溢れていたとしても、それなりに意味のあるものなのでしょう

☆タロット連作&解釈の一覧を作成=〔ホームページ更新2013.6.14

制作プロットのメモ「宮島厳島」

第三部マレヒト@第四章「宮島厳島」プロット

日付は全てストーリー上の架空の旧暦のもの

■09/11■

鬼ノ城を出発。船団に同乗、瀬戸内海を渡る。鞆の浦に到着。

天候悪化のため鞆の浦で一日、停泊。鞆の浦は風待ち・潮待ちの港で、今のようにエンジン航行ではなく天然推力の航海では重要な位置にあった。瀬戸内海の全体の潮流が出逢う結節点でもある。

万葉集7-1182:海人小舟帆かも張れると見るまでに鞆の浦廻に波立てり見ゆ

万葉集7-1183:ま幸くてまたかへり見む大夫の手に巻き持てる鞆の浦廻を

■09/12■

鞆の浦を出発。尾道に到着。九鬼の手先の行商人が居て情報を交換。石見国で銀が出たので、周辺の業者たちが活発化している。

類仁王は御影王と少し話をする。人生観の変化や、今後の行動など。鬼ノ城で散々、人間の死を目撃した類仁王は、世の中をはかなむ気持ちになっていて、四国巡礼を強く希望。類仁王は尾道で下船し、別の船(巡礼者向けの船)で四国・今治港へ向かう。

今治港と南光坊(55番札所)が近い。類仁王、今治港で上陸し、四国巡礼へ出発。

(南光坊:愛媛県今治市別宮町にある真言宗御室派の寺院。四国八十八箇所第55番札所、本尊は大通智勝如来、ご詠歌=このところ三島に夢のさめぬれば別宮とても同じ垂迹)

尾道を出て、多島海を渡る。

船団、宮島へ向かう。カモさんの神出鬼没がすごいので、村上たちが前もってカモさんを拘束。厳島神社でいったん報告会。十三夜月の観月宴(社交パーティー&情報交換)も兼ねて。

■09/13■

カモさん一行、厳島神社にて十三夜月の観月宴に参列。

鏡も一張羅を着て、カモさんの従者として参列。

観月宴のひっそりした席のほうで、カモさんと厳島神社の神職をつとめる老賢者との会談。

瀬都の勾玉の件および、瀬都の過去、名前の由来など。神話編集の話題にも及ぶ。

神話の中での「神鏡」の役割などのディープなオカルト話が進行し、鏡は興味深く耳を傾ける。

(科白メモ)星の添え星。別の口伝曰く鏡の呪術、されば、しられざる星のかくてありなむ。その要の境に出づ。剣は分かち、玉は連ね響く。これ三種の神器の伝なり。

■09/14■

厳島を出発。四国へ渡る。カモさん一行は、海軍その他の面々とは別行動になる。

伊予の国・松山港へ向かう。

道後温泉へ宿泊。鬼ノ城の戦いの後なので、カモさんもすごく疲れている。湯治とまではいかないが休憩。

夜、入浴。鏡父子、少し話をする「これから、どうするか?」。鏡は、伊勢で斎宮から受けた助言のとおり、九州へ行ってみるつもり。「ヨドミに逢う」。鏡父、少し考えて、賛同を示す。

■09/15■

早朝、鏡父とカモさん、話。鏡父、息子の決断を尊重。親としては、一緒について行って後ろから見届けたいと話す。雨竜島を経由して高千穂へ。情勢が乱れて見通しも不透明になって来ているが、カモさん、可能な範囲で協力すると了承。