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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

制作プロットのメモ「神無月」

第四部トキサヤ@第二章「神無月」プロット

日付は全てストーリー上の架空の旧暦のもの

■10/08■

豊前街道、熊本宿。カモさん一行、黒之瀬戸から引き返して来ている。宿泊。時雨の降る夜。

(伏線)「光連衆」胡蝶御前グループの神紋はアンク十字架に両翼を付けた形に似る。翼を付けている事から明らかに「天の神」のほうで、胡蝶御前の種族の神の欠片であるもの。聖麻の神の台座に乗っける予定のため聖麻の民の耳では神名を「ウアス・アレ・アウラ」(音韻変化で、ウアス・アレ・サクラ)と認識する。

(伏線)「金斑衆」のうち、欠き眉の豹ロキシルの派閥の神名「ケートゥ・オウル・パンテーラ」。神紋は無く、神との契約の証として、身体に直接に刺青を施す。計都星=豹尾神の神話に相乗りし、大銭屋と協力して雨竜島の上で復活を狙ったが、邪魔が入ったため中途半端な状態。

(伏線)「金斑衆」のうち、紫銅ロンギルの派閥の神名「セートゥ・オウル・パンテーラ」。聖麻の残党・鏡ノ中光と結託、資金的には不自由なし。呪術師ヨシミ(故人)をよく見て、その術を吸収している。シャクラ(サクラ)=セトと音韻変化している方。

■10/09■

朝、カモさん一行、熊本宿を発つ。街道を北上する。道々「三要素」の神学について少し話。

やがて松風の関に到達する。往路の時にカモさん一行への襲撃や怪異事件があった現場で、怪異な死に方をした死体が魔除けされたうえで埋まっている。確かに埋まっているかどうか、念のため確認。死体の頭部が豹頭に変形している。タスキの故郷を襲った山賊と同じ死体変形と判明。

■10/10■

かきかけ

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伝統行事メモ
3/2若狭お水送り→3/12奈良お水取り 神話伝説
・漁に夢中:冬フグ,カニ…/縄文系,海の民,龍蛇,竜宮
・地下水脈:波斯カレーズ連想/雑密-天竺-波斯~習合
・遠敷:丹,不老不死,水銀を連想/神仙
・御香水:月信仰,変若水を連想/常世,こもりく

十一面観音:三昧耶形は水瓶,十一面悔過

・興津*静岡県>興津島姫命*宗像三女神*タギリヒメ
・清見潟*清見関-きよみがせき
更級日記「関屋どもあまたありて海までくぎぬきしたり」※鎌倉時代~勢力図変わり関所の機能なくなる
・清水湊
初出:日本書紀、西暦663
戦国時代:武田~徳川
・興津-身延道-甲府相生80km

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