幻日環のメモ
《2011.6.2メモ》・・・珍しい現象なので記事メモ。
☆太陽貫く光の輪-諏訪で「幻日環」「日暈」同時観測(信濃毎日新聞2011.6.1)
http://www.shinmai.co.jp/news/20110601/KT110531ZZI000001000.html
まるで指輪のよう…。諏訪市中洲で31日正午前、うっすらと雲がかかった空に、「幻日環(げんじつかん)」の円が現れた。太陽を中心とする光の円「日暈(ひがさ)」も同時に見ることができた。
長野地方気象台によると、幻日環、日暈とも、太陽の光が雲の中にある氷の結晶で屈折して起こる現象。同気象台は「幻日環がこれほどはっきりと見えるのは非常に珍しい」としている。
諏訪市街地や伊那市では、日暈のほか「環水平アーク」も観測できた。暈の内側が周囲より暗く見えた時もあり、同市西春近の男性は「太陽の周りが黒くなって見えた。こんなことは初めてだ」と驚いていた。
(写真説明)=太陽に一部がかかり、左上方向に見える円が幻日環(げんじつかん)、太陽を中心とした円が日暈(ひがさ)=5月31日午前11時40分、諏訪市中洲=
- ウィキペディアより・・・〝白虹貫日〟
- 日暈は別名白虹ともいうが、中国では古代、白虹が太陽を貫くことは、兵乱の兆しとされた。白虹は干戈を、日は天子を表わすという。
- 司馬遷(紀元前145年-没年不詳)の『史記』鄒陽列伝に「白虹日を貫けり。太子畏ぢたり」とあり、燕の太子丹(たん)の臣、荊軻(けいか)が始皇帝暗殺を謀った際、白い虹が日輪を貫き、暗殺成功を確信させたが、それでも丹は計画の失敗を恐れたという故事が見られる。
- 他にも「彗星(妖星)の飛来」「太陽が2つ現れる」などが兵乱、大乱の予兆といわれるが、2つの太陽とは「幻日」のことであり、それと同時に観測されることが多い「幻日環」がここでいう白虹のことではないかとする説もある。
(コメント)・・・東洋オカルト的・陰陽道(=安倍清明とか…=)的に言えば、今回の内閣不信任案の不成功は、天のしるしによって予兆されていたのかも知れないです。今の時点で謀反(=内閣不信任=)を起こしても上手くいかないとか、そんな感じでしょうか…
☆内閣不信任案、2日採決へ-首相、会期延長を表明(朝日新聞2011.6.1)
自民、公明両党などは菅内閣の不信任決議案を1日夕に提出する。2日午後の衆院本会議で採決される見通しだ。民主党の小沢一郎元代表に近い50人超が賛成の構えで、民主党執行部は除籍(除名)処分を含む対応で臨む。一方、菅直人首相は6月22日までの今国会の会期を大幅延長する方針を表明した。党内中間派の求めに応じるもので、造反数を抑える狙いがある。
自民党の谷垣禎一総裁は1日の幹部会合で「一日も長く菅政権が続くと国益を損なう。(不信任案を)今日出す決意を固めた」と表明。大島理森副総裁も1日中に提出する意向を記者団に示し、「菅総理では災害復旧と復興、原発事故の処理に対応できない。これが一番大きな理由」と語った。
自公両党は1日午後3時からの党首討論後、谷垣氏と山口那津男・公明党代表の党首会談を開き、不信任案提出を正式に決める。野党各党との党首会談も呼びかけて同調を求める。たちあがれ日本も提出に加わる方向だ。社民党は反対か棄権で調整しているが、共産党やみんなの党などその他の野党は賛成する。
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