オマジナイの和歌「まつとし聞かば」
こういう「再会のオマジナイの歌」が有る事は知りませんでした
百人一首・第16番
たち別れ-いなばの山の-峰に生ふる-まつとし聞かば-今帰り来む
この歌を短冊に書いて、行方不明になった人や猫、ペットが普段から使っていた品に添えて置いておく⇒何故か、その人や猫、ペットが戻って来るそうです。
【現代語訳】
…「私は此処で別れて因幡の国へ行ってしまいますが、因幡の稲羽山の峰に生えている松の木のように、私の帰りを待っていると聞いた時には、すぐにも戻ってまいりましょう」
【掛詞】
…「いなば」≒「往なば(行ってしまったならの意味)」。ここに歌われている山は、因幡の国庁近くにある稲羽山のこと。歌枕になっている。
…「待つ」≒「松」。定番の掛詞。
《猫2匹イラストと組み合わせて・その1》
《猫2匹イラストと組み合わせて・その2》
PR