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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

2011.5.5ホームページ更新

《深森の帝國》第一部「ヤツマタ」第五章「伊勢志摩」、正式ページを完成しました

セクション目次のページ、[物語ノ本流]から見られます。

今回の章は、シナリオ上、過去の章の伏線の強化整備や回収が殆どでした。「東日本大震災」という大きな出来事を通過してしまったという事があり、以下、編集後記のようなものを。

今回の福島原発の事故をめぐる、「放射能の拡散」という事象では様々に考えさせられるものがあり、当サイトの物語の構築も、それなりに影響を受けて、屈折し始めている…と言う事をじわじわと感じております。

いつもお世話になっております方々のブログ・サイトの放射能の関連情報が、圧巻だったり…(汗)

昨今の時事も、奇妙かつ物騒な風で、まさに「災厄の時空」という事を実感しております…

戦後60年を超える繁栄は、とんでもない暗部もまた、育てていたのかも知れない…と、思案し始めております。思えば戦後社会は、奇妙に日本の伝統の本流から逸脱した、特殊な社会だったように思います。

わが国の伝統の本流から逸脱した社会…それが何故起きたのかは分かりませんが、戦後社会の基礎を作った重要人物の面々が、GHQに重く用いられた人々だったり、GHQ教育を受けた世代だったり…今、権力中枢に居る世代は、そのGHQ教育の再生産期に当たる世代でしょうか…

…過去の歴史をしみじみと検討してみるに、第二次世界大戦および戦後混乱期というカオスは、その巨大なカルマを、21世紀初頭に破裂させたのだと言えるでしょうか。

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2011.4.17ホームページ更新

《2011.4.22メモ》・・・ホームページにファイルをひとつ、追加。

◆詩歌制作/神々の身土=http://mimoronoteikoku.tudura.com/garden/waka/57tutae_03kami_sindo.html

・・・東日本大震災への、鎮魂の詩歌です。添付の解説は、過去ブログ記事の転載。

「身土」は「しんど」と読みます。「身土不二」という仏教用語があり、そこから採用しました。

Wikipediaによれば、〝身土不二(しんどふに)=仏教用語。「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味〟…という記述になっておりますね…

【身土不二(しんどふに)】
「因果応報」「世は人を映す鏡、人は世を写す鏡」と説明されることもある。
唐の僧・妙楽大師湛然の『維摩疏記』、北宋の僧・智円の『維摩經略疏垂裕記』(「二法身下顯身土不二-由依正不二故便現身即表國土-離身無土者荊溪云-此是法身身土不二之明文也」)、日蓮の『三世諸仏総勘文教相廃立』、無住道暁の『雑談集』(1305年(嘉元3年)頃)、親鸞の『教行信証』にもこの用語がみられる。
山下惣一の著作『身土不二の探求』(1998年(平成10年)、ISBN 4-88340-057-3)に『廬山蓮宗寶鑑』(普度法師、1305年)が初出であると記述され、広まっている。
「変容」、これこそ世界理解のキーワードであるとここ数年考え続け、そして「シナの変容」「世界の変容」について駄文を弄してまいりました。さてその「変容」の主体ですがご指摘のように、「神の力=大自然の力」であろうし、またその一部である人の意識でもあろうと思います。「百匹目の猿」の「変容」、これが期待されるシナですが、その培養となったのが皮肉にも東日本大地震であった、ということにでもなるのでせうか。またこの未曾有の大災難こそ変容の力が作用していると感じるのはわたしだけでせうか? - 丸山光三

2010.12.17ホームページ更新

★第一部「ヤツマタ」・第四章「伊勢道」を追加
コミック置き場所:http://mimoronoteikoku.tudura.com/astrolabe/content.html

第一部・第四章「伊勢道」のコミック頁を分割したので、個別ページ数が増えました。

この「伊勢道」の章を制作していた時間は、銀河帝国のダース・シディアス暗黒皇帝(by映画『スター・ウォーズ』)の現実バージョンか…とも思えた鳩山前首相の、史上最強の暗黒政治と同時並行でしたので、これまた感慨深い作品になった…という思いであります。


イラスト&写真、幾つか

■怪異な存在

■思い出の写真
(二見浦)
(伊勢道の桜)

■アヤシゲな古代の火祭り(想像)