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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

イラスト:姫君と女官

◆カラーイラスト:明日香姫と峰

明日香姫は、やんごとなき血筋を引く都の大貴族・京極大納言家の姫君と言う設定です。由緒正しい、本物の姫君です。斎王として斎宮に勤めている内親王・朝ノ君の血縁(=詳しく言うと、朝ノ君の姉の孫に当たる。この辺りは血縁関係が入り組んでくるので、設定を覚えていられるかどうか、ちょっと自信ナシ・汗)

明日香姫は、朝ノ君の系統の面差しを受け継いでおり、なおかつ「目の覚めるような絶世の美人」という設定です(=今の花洛帝の系統の顔立ちに比べると、ずっと繊細で華やかな顔立ちになります…、という設定になります。ちなみに明日香姫の父親も、若い頃は、華のある美青年だったのです=ずっと後で出てくる予定)

峰さんは明日香姫の侍女。生まれた時から明日香姫と一緒に育っています。峰さんの父親は、京極大納言家に勤める中流貴族であります(多分、お屋敷の家司か、京極大納言の秘書の一人として勤めている。家司というのは、今で言う執事に当たります…、だそうです)

明日香姫は目下、父親の決めた縁談に反発して、都のお屋敷を家出しています。峰さんは、明日香姫の意思と行動力に驚き呆れつつも、勢いに引きずられて一緒についていった…という感じになります。明日香姫の誘拐未遂事件では、声音に騙されて誘拐犯を手引きするなどウッカリした面がありましたが、物慣れない環境でも上手に適応して、柚羅と瀬都を女童として使いこなしつつ明日香姫をフォローしている辺り、優秀な女官としての片鱗を見せています

(明日香姫と比べると大人しいですが、峰さんも、なかなかの美人なのです)

縁談を持ち込まれるような年齢…というところから分かるように、彼女たちは十代の女の子です。今の高校生(或いは大学受験生)くらい。現代バージョンで遊ぶ時に、それっぽい洋服など着せてみても良いかも知れません(笑)

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カラーイラスト:薙刀娘

>>『薙刀娘(仮称)』=jpeg様式、イラスト幅550ピクセル高612ピクセル、カラー、82KB

コミック制作用パソコン(デスクトップ)には、可能な限りのメモリを積み増ししていますが、メカ世代がムニャムニャ、処理体力がムニャムニャムニャ…という部分があり、色数を抑えた作品となっています。

イラストの基本的なラインは、毛筆で描いています。

で、この作品『薙刀娘(=仮称です。正式な作品名は決めて無いので、見た人が自由に決めて下さい=)』、雲間の一閃を捉えた写真を背景に使っています。そして、立て膝で姿勢を整えて、高く構えた薙刀で闇をなぎ払おうとしているうら若い娘、というイメージで仕立てています。

なお、薙刀という武術についてですが、実際の戦闘向けの薙刀の構えは、もっと地味な感じのポーズ(=主に中段構え=)になります。

イラストに使ったポーズは、演武(?)とかいうジャンルで適当にさらってきた「華のあるポーズ」です。当然として、脇を締めておらず、戦闘向きではありません(…と、いう話です)。ただ、派手なポーズなので、薙刀を知らない相手を威嚇する…という点では、ある程度の効果はありそうです。

薙刀娘の袴姿は、卒業式に使われる振袖&袴(パンフレットの写真)を参考にしました。微妙に白い絣っぽい(=振袖だから鹿の子模様でしょうか=)、ごくごく薄い藤色の無地の振袖で、戦闘向けに動きやすいように紅のタスキをかけ、紺色の袴を着けている…というデザインにしました。

…娘の頭のてっぺんに大きなピンクのリボンを付けたのは、自分の趣味(笑)

この辺は自画自賛ですが、きりっとした可愛らしい顔に仕上がったと思います。

★イラスト制作の談話・おわり★

《おまけのメモ1》

立会い動画スロー再生より、スケッチに起こした物

《おまけのメモ2》

このイラストは、自由にダウンロードして、連絡無しで使用して頂いてOKです(ウェブページの挿絵など、ポイントに使っていただいても構いません)。

当然ながら印刷向きではありませんが、文字入れスペースをナニゲに確保してあるので、文字入れとかして遊んで、楽しんでいただければ幸いです。

2019年11月制作デジタル絵

白黒絵:弁財天をイメージ。唐時代の貴族女性の衣装を合わせてみた

弁財天・吉祥天の類をイメージ。唐時代の女性の衣装っぽいのをセット。大陸風(中華美人&インド美人を混合)ビューティーに近づけてみました。昔の人が想像した、伝説の竜宮城の乙姫さまも、こんな感じだったのかな…と、思案。

美人を描くのは難しいです。色塗りは難しすぎて断念。

【弁財天】弁才天とも書く。インド神話のサラスバティーを漢訳し、女神の姿に造形化したもの。もとはインドのサラスバティー川の河神であり、のちに梵天の妃となったが広く信仰され、これが仏教に取入れられて音楽、弁舌、財富、知恵、延寿を司る女神となった(コトバンクより一部引用)


色彩絵『奇術邸殺人事件』ファンアート(題字あり)

Web小説作品『奇術邸殺人事件』…https://ncode.syosetu.com/n9897ft/(Kan様・著)

色彩絵『奇術邸殺人事件』ファンアート(題字なし)