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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

2020.01.17制作-金髪少女&黒髪少女ファンタジー絵

出典『宿命の人 運命の人―瑠璃花敷波―』

金髪少女と黒髪少女。獣人ウルフ族という設定。のっぴきならぬ事情により「変装魔法」で容姿を変えていた。毛髪の色はまったく異なるが、本来は同一人物。黒髪の方が本来の姿。

◆水のサフィール/ウルフ族、金狼種、公称年齢(人体換算年齢)22歳

容姿の描写:

第一位《水の盾》サフィール・レヴィア・イージス。16歳と聞く割には、小柄。その所作は、ノイローゼの影響か、既に成人を迎えた大人のようにも、幼い少女のようにも見えた。何ともチグハグな、奇妙な印象を受ける少女。

昼日中の陽光を弾く、見事な黄金の毛髪。光を反射するたびに妖しく紫がほのめく金色……黄金の髪に縁取られているのは、貴種を思わせる、整った容貌。(以下、略)

◆水のルーリエ/ウルフ族、黒狼種、推定年齢(人体換算年齢)16歳~もうじき17歳

容姿の描写:(注=悪意を持った人物によるセリフ内容)

「クレドは、アレが良かったのか。男か女かも分からんような混血イヌ顔の童顔のうえに、胸も腰も無いガリガリの体格、毛色も日常魔法も無い無い尽くしの、とんだ不良品、欠陥品では無いか。しかも、あのアバズレのシャンゼリンの妹で、モンスター肉を食って育った、最も忌まわしき『闘獣』……」

その声は、ハッキリと、侮蔑の色を帯びている――

「……紫金(しこん)の『サフィール』の輝かしい経歴とは、雲泥の差と言うべきだ」

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