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制作日誌/深森の帝國

〝認識が言語を予感するように、言語は認識を想起する〟・・・ヘルダーリン(ドイツ詩人)

深森イラスト「朝宮時子内親王」

物語に登場する斎王・朝ノ君の、若かりし頃の秘密の恋のエピソードを元にしたものです。夜の時間帯と言う設定もあって少し暗めの色調ですが、右中央の女性(若い頃の朝ノ君)の着物は、花橘の重ねになっています

全体的に、ステンドグラス風味を意識しました

文字入れ後バージョン

文字入れ前バージョン

添付和歌(葉影和歌集)
「春や春-独り佇み-夜を渡り-今こそ惜しむ-あかとき露を」
「時数へ-独り寝る夜-不知火の-海より来たる-人を待ちつつ」
「夜の彼方-海の船影-見果つれば-いと遠白き-時の虚しさ」
「伊勢の海-常世の重浪-返す波-日尽きるその日-逢はむとぞ思ふ」
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